新生セメント質形成量ならびに新生骨形成量は、 根面性状による創傷治癒程度の差によって決定される

歯周疾患進行・治癒に及ぼす歯質の影響 ]
Nd:YAGレーザーによる根面処理効果

明海大学・歯学部・歯周病学講座
○ 河田克之、池田克巳   
Department of Periodontology, Meikai University School of Dentistry
○ Katsuyuki kawada, and Katsumi IKEDA


要旨
 重傷度の歯周疾患罹患歯を対象として、Nd:YAGレーザーを用いて根面処理をした結果、著明な 歯肉の炎症症状改善が認められ、3〜5カ月後に歯槽硬線の出現と骨再生がX線的に観察された。
索引用語:Nd:YAGレーザー,根面処理,象牙質

緒言
 歯周疾患の外科的処置により積極的に歯冠側で新付着を得るためには、大きく分けて2つの 治療法がある。即ち、1つは、歯肉付着にとって良好な根面性状を得るための根面処理であり、 他の1つは、歯根膜由来細胞を選択的に根面上に再集積させようとするものである 参考文献 1)
 後者による歯周組織の再生法として、近年GTR法が行われてきている 参考文献 2,3)。 しかし現在行われているGTR法は全ての症例に有効なわけではなく、歯周組織の再生が困難な 症例も多いと報告 参考文献 4,5)されている。とくに広い2壁性骨欠損や1壁性骨欠損及び 水平性骨欠損の症例では、歯周組織の再生、なかでも歯槽骨の再生はほとんど期待できないのが 現状である 参考文献 6-8)

 一方根面処理について 、エンドトキシンは歯根面への浸透は僅かかもしくはせいぜい吸着して いる程度で 参考文献 9-11)、深部セメント質には罹患セメント質の変化が及んでおらず 参考文献 12,13)、研磨や洗浄によってもエンドトキシンや罹患歯質を容易に 取り除くことができる 参考文献 14,15)ことから、深部の健康なセメント質との付着を図ろうした 研究が行われている。しかし、エンドトキシンの量だけでなく他の生物学的評価を総合した結果 しだいでは、歯周治療における歯根面の処置法そのものに変化をもたらす可能性が否定できない 参考文献 16)。 露出歯根面の病的な変化の程度や生物学的為害性について、象牙質まで細菌の侵入を観察した報告 参考文献 17,18)や象牙細管内の有機質変質を示唆する報告 参考文献 19,20)もあり、どこまで取り除くと健康な汚染されていない 歯根面が得られるのかは明確にされていないのが現状である 参考文献 21-23)

 スケーリング(Sc)とルートプレーニング(Rp)は、歯周疾患罹患歯根面より病因因子を除去 するための歯周治療の基本的処置法であり、処置後、セメント質はほとんど除去され象牙質様構造 となるといわれている 参考文献 24)。 この一連の機械的処置により局所の炎症は軽減するが、破壊された周囲の歯槽骨が回復するまでに 至らないにも係わらず、歯周疾患罹患歯を除去(抜歯)すれば炎症が治まり歯槽骨の再生が 認められる。この日常の臨床で明かな事実からも、病的な変化や生物学的為害性が 歯周疾患罹患象牙質に存在していることが推測される 参考文献 19,20)

 歯周疾患による歯槽骨破壊は、局所に発生した炎症が原因と考えられている。この炎症は、 個体の抵抗力や局所環境の相違により一様ではない 参考文献 25)。炎症の成立に不可欠と考えられるている要素としては、 まず第一に細菌の存在である。しかし、忘れてはならないもう1つの重要な要素として異物の 存在が挙げられる。古来、消炎療法の基本は異物の除去である。 今回、歯周疾患罹患象牙質に存在する異物として、最も注目される壊死蛋白の除去を 目的としてハードレーザーによる根面処理を臨床に応用し興味深い結果が得られたので報告する。


材料および方法
  1. 被験者および被験部位
     河田歯科医院に来院中の患者から以下の基準に従い選出した。
      1)全身疾患を有せず、重篤な既往歴のないこと.
      2)成人性歯周炎で歯槽骨の破壊が、歯根の1/2以上に及ぶ歯。
  2. レーザー装置
     本装置は、波長1,064μm、最大出力40WのNd:YAG CONTACT LASER(エス・エル・ティ・ジャパン社製)を使用した。
  3. 術式および照射方法 
     初期治療および再評価検査終了後、歯周外科処置が必要と判断された部位に対して、歯肉剥離掻爬手術施行時にレーザーによる根面処理を行った。照射条件は、黒色塗布材を併用して、10W連続波で約5mmの距離から、レーザーチップの先端を歯周疾患罹患歯根面に対して可及的に90゜の角度を保ちながら、レーザー照射をおこなった。照射後、炭化した歯根表面を研磨用タービンバーにて一掃し生理食塩水でよく洗浄したのち、通法に従い縫合し連結固定を施した。
  4. なお、全ての被験者には治療前にレーザー処置の主旨を説明し、口頭あるいは文書にて同意を確認した上で処置を行った。
【症例 1】
患者:45歳 女性
初診:1989年 5月16日
主訴:残存歯全体の動揺と歯肉出血
全身既往歴:特記事項なし
処置及び経過:初期治療終了後、歯肉剥離掻爬手術+ハイドロキシアパタイト顆粒移植術 (Fop+HAP)を全顎に施行し、咬合挙上により咬合関係の改善後、補綴処置,メインテナンスに 移行した。術後4年を経過した頃からC46 の骨が急激に減少し、出血,排膿が著明となったため、 再び外科処置を行うことしNd:YAGレーザーによる根面処理を併用した(図1−a〜n)。

図1-a 初診時 '89年5月
図1-b 6年後'95年8月 再手術後5か月
図1-c 初診時 正面 
'89年5月16日
図1-d 初診時 左側面 
'89年5月16日
顎位の低下を認める
図1-e 「3456 手術時 
'90年3月5日
Fop+HAP 施行
図1-f 3年後 正面 
'92年2月10日
全顎手術のうえ、挙上・補綴
図1-g 3年後 左側面 
'92年2月10日
健全な歯肉形態と咬合高径回復
図1-h 「456 再手術 
'95年3月16日
Fop+Nd:YAGレーザー(根面処理)
図1-i 「3456 術前 
'90年3月5日
Fop+HAP 施行
図1-j 術後3年 
'93年3月10日
歯肉・歯槽骨とも安定し経過良好
図1-k 術後5年 
'95年2月17日
「46の骨吸収が進行し再手術を決定
図1-l 再手術直後 
'95年3月16日
Fop+Nd:YAGレーザー(根面処理)
図1-m 再手術後3か月 
'95年6月14日
歯槽骨の再生が認められる
図1-n 再手術後1年 
'96年3月27日
歯槽硬線が出現し骨の緻密化を確認


【症例 2】
患者:47歳,女性
初診:1994年7月11日
主訴:残存歯の動揺が気になる
全身既往歴:特記事項なし
処置および経過:7│と│6は周囲の骨との健全な結合が一切無いことから抜去し、 初期治療を行った。上顎の残存歯を補綴物で連結固定すると同時に、咬合平面を整えたのち咬合 挙上し顎位の安定を計った。下顎の残存歯に対しては、歯肉剥離掻爬手術と同時に Nd:YAGレーザーによる根面処理(Fop+Nd:YAGレーザー)を施行し2カ月後に最終補綴物を装着した (図2−a〜j)。
図2-a 初診時 正面 
'94年7月11日
図2-b 治療終了時 
'95年6月5日
図2-c 初診時 パノラマ '94年7月
図2-d 治療終了時 パノラマ '95年6月
図2-e 「345 術直後 
'94年12月12日
Fop+Nd:YAGレーザー(根面処理)
図2-f 術後3か月 
'95年3月3日
歯槽硬線の出現を認める
図2-g 術後1年 
'95年12月25日
「6根分岐部の骨再生が著明
図2-h 5432│ 術直後 
'95年4月18日
Fop+Nd:YAGレーザー(根面処理)
図2-i 術後3か月 
'95年7月18日
辺縁部歯槽骨の緻密化を認める
図2-j 術後1年 
'96年4月11日


【症例 3】
患者:52歳 男性
初診:1994年 9月 7日
主訴:すべての残存歯の動揺と知覚過敏
全身既往歴:特記事項なし
処置および経過:初期治療時に上顎残存歯はすべて抜去し、暫間義歯を装着し咬合関係を修復した のち、「3456 に対して Fop+Nd:YAGレーザー 施行(図3-a〜g)。
図3-a 初診時 正面 
'94年9月7日
図3-b 治療終了時 
'95年7月5日
図3-c 初診時 パノラマ '94年9月
図3-d 治療終了時 パノラマ '95年7月
図3-e 「456 術直後 
'94年11月7日
Fop+Nd:YAGレーザー(根面処理)
図3-f 術後3か月 
'95年2月1日
歯槽骨の増量を認める
図3-g 術後1年 
'95年11月22日
全体に骨再生が著明


結果
 術後、出血,排膿等の症状が消失し、疼痛等の不快症状もなく順調に経過した。1カ月を経過 する頃には動揺も軽減し、術後3カ月にはX線的に歯槽骨の再生、或いは歯槽硬線の出現が確認 された。
 抜歯窩に見られる骨再生機転を例にとると、抜歯直後から骨再生が始まり、術後3〜4カ月後 にはX線的にも新生骨が確認されるようになり、9カ月後にほぼ完了すると言われている。 これは、歯牙移植を行った場合も同様である(図4−e〜h)。本症例も同様に術後3〜4カ月に、 歯槽硬線の出現や骨の新生がX線で確認されていることから、順調に歯周組織の再生が行われる ものと思われる(図4−a〜p)。

歯周組織の再生
【歯肉剥離掻爬手術例(レーザー未使用)】
図4-a 1│1 手術時 
37歳 女性
図4-b 術後3か月 
図4-c 術後6か月 
図4-d 術後1年 
【他家移植例】
図4-e 5│ 手術時 
61歳 女性
図4-f 術後3か月 
図4-g 術後6か月 
図4-h 術後1年 
【症例 1(レーザー使用)】
図4-i 「456 手術時 
45歳 女性
図4-j 術後3か月 
図4-k 術後6か月 
図4-l 術後1年 
【症例 3(レーザー使用)】
図4-m 「456 手術時 
52歳 男性
図4-n 術後3か月 
図4-o 術後6か月 
図4-p 術後1年 


表1.
盲嚢
術前→術後
動揺度(5段階)
術前→術後
出血状態(4段階)
術前→術後
症例1
3.4→2.6 mm
1.8→1.0
2.8→1.3
症例2
6.8→2.2 mm
0.9→0.4
3.0→0.0
症例3
5.6→2.0 mm
3.0→1.3
2.0→0.8
 今回の手術では、不良歯肉の除去および歯肉の覚醒等の処置を行っておらず、ハードレーザー による根面処理と連結固定による効果であると思われる。術前の処置および術後の管理は、 通法に従って行われているが、臨床上術後の炎症所見は認められず経過は良好であった。 各種検査結果は(表1)に示す通りであった。


考察
 長澤 参考文献 26)は、根分岐部から根尖部の広い範囲にわたって歯槽骨破壊の 認められた症例に対し、Nd:YAGレーザーを導光用ファイバーを用いて、端面出力10W,0.5秒X37回, 1秒X23回,総量302Jの条件で、髄腔から根管方向に向けて照射した結果、5カ月後から 骨修復が進行し治癒したと報告している。この骨修復現象は、患部における低出力分布域の レーザー光に由来する生体賦活効果の1つであると述べているが、その後の治療に再現性が 乏しいともいわれている。

 Nd:YAGレーザーの生体に対する作用として、上記の生体賦活作用の他、殺菌作用や硬組織に 対する溶解作用なども挙げられている 参考文献 27)が、疎水性のNd:YAGレーザーの特徴は、軟組織(蛋白質)に 対する熱作用にあると思われる。Nd:YAGレーザーは熱効果を利用し、生体組織にレーザー光を照射, 吸収させ、その熱エネルギーにより、生体軟組織の切開,止血,凝固,蒸散を行う。組織が、 60゚C以内では組織に変化なく、60゚C以上になると蛋白質の変性が生じ凝固が開始する。 82゚C以上になると血液が黒化し90〜100゚Cの間では組織が収縮,細胞液の蒸散が開始する。 さらに組織が乾燥すると温度は急速に上昇し炭化,蒸散する 参考文献 28)

 エナメル質表面がNd:YAGレーザーを反射するのに対し象牙質面はレーザーを吸収しやすく 参考文献 29)、 象牙質の到達深度を見積もった結果、他のレーザーと比較し最も深部まで到達するレーザーは Nd:YAGレーザーであるといわれている 参考文献 30)。 王 参考文献 29) らのNd:YAGレーザー照射によるウシ抜去歯歯髄腔内の温度変化についての報告では、 118J/cuのエネルギー密度で残存象牙質の厚さが1oの場合は約53゚Cであったと報告している。 更に、黒色塗布材を併用してカリエスに対してNd:YAGレーザー照射した実験では、約30〜40μmの 深さの齲蝕が蒸散され、最表層100μmは数100゚Cの温度になるといわれている 参考文献 27)
 本症例においても、レーザー照射根面の表層部は炭化しており、炭化物除去後の根面も白濁等の 変質が肉眼的に観察された。以上の結果、歯槽骨の改善が認められた理由として象牙質内に 存在していると思われる腐敗有機質の蒸散が考えられる。

   この地球上あるいは生体内には、おびただしい種類の微生物が無数に棲息している。 これらの微生物は、我々生体に恩恵と危害の両面性を保ちながら共存している。 医学の歴史は、この微生物との戦いの歴史でもあり、既に多くの特殊炎等の治療法を確立してきた。 歯周疾患領域においても、数多くの研究がなされているが、特定の病原菌の検出されていない 現状においては、炎症の成立しない環境作りとしての根面処理も重要な治療法の1つである。  炎症の成立には、異物の存在とアレルギー反応が大きく係わっていると 思われる。特に、異種蛋白を初めとした有機質は強い抗原性を有し、非常に親和性に優れ 人工骨として用いられる“ハイドロキシアパタイト”も、異種蛋白を含む状態では強い アレルギー反応をしめすと言われている。牛骨を人工骨として用いる場合も、熱によりこの 有機質を除去すれば生体にとって非常に親和性の良いアパタイトに変化する。 歯周疾患罹患部の象牙質においても、象牙細管内に残存しているであろう変質した有機質 19,20)の除去が、炎症の沈静化と骨再生に有効な手段に成り得ると思われる。

結論
 重傷度の歯周疾患罹患歯を対象として、Nd:YAGレーザーを用いて根面処理をした結果、以下の結論を得た。

  1. レーザー処置の4週目までに歯肉の炎症症状は、速やかに回復し、発赤,腫脹,出血等に著明   な改善を認めた。
  2. レーザー処置の3〜5カ月後に歯槽硬線の出現と骨再生が、X線的に観察された。
  3. 副作用と思われる症状は、存在しなかった。

まとめ
 Nd:YAGレーザーを用いて根面処理をした結果、3〜5カ月後に歯槽硬線の出現と骨再生が、X線的に観察された。このことは、歯周疾患治療を新たな方向に導く道しるべとなる重要な事実であると考えられる。


参考文献
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連絡先:      河田歯科医院      〒670 兵庫県姫路市南畝町2-56
本論文は、
1996年 3月24日 製作
1998年 7月30日 インターネット上に掲載
                            しました。

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