夢の歯槽骨再生
それは、偶然の賜物ではなかった!

医学の定説に基づいて歯科医学を見直せば良いのです。

歯槽骨再生: 折れた骨はくっつく、歯を抜いたあとの穴(抜歯窩)に歯槽骨が再生する
42歳 男性
すでに平均 5.3mmの歯槽骨を失い、重症だった

河田歯科医院

22年後 64歳 22年間のあいだに平均0.2mm(年間0.01mm)の歯槽骨喪失。歯槽骨破壊はほぼ停止。
河田歯科医院

下の前歯には人工骨を使った、歯槽骨再生手術を施しています。それ以外の場所については外科的な処置を行っていません。
河田歯科医院

人工骨を使っているので、どの程度の歯槽骨再生があったのかは定かではありませんが、少なくとも歯槽骨の破壊が停止し、 何らかの歯槽骨再生があったことは確かです。1980年代後半のことです。


要素は3つ
人工骨を使った歯周外科処置を行ったこと
毎月のケアを欠かさなかったこと
見逃してはならないのが、歯の神経をとったこと

その後の臨床観察の結果、人工骨を使った歯周外科処置を行ったことは完全に否定しています。
むしろ間違っていたと結論付けています。ただし、行った処置については即刻抜歯になるべき症例が、10年・20年と 未だに延命されているのですから、意義ある処置であったと思っています。

明暗を分けた症例 48歳 男性 
先に人工骨を使った歯周外科処置を行った上顎の経過が良かったので、8年後に下顎にも同様の手術を行った

河田歯科医院

下顎に手術してわずか3年後、初診時からは11年経過
河田歯科医院

毎月のケアが不十分だったとはいえ、同じ口腔環境で同じ処置をしてこれほどの差が生じるのは、歯の神経をとったかどうか 以外に考えられません。
歯の神経をとらないで手術したのはこの1例だけです。この歯については、処置を行ったこと事態誤りだったと痛感しています。 この失敗を踏まえて、なぜ歯槽骨破壊の停止のみならず、歯槽骨再生におよんだのかを考察することこそ重要です。




2013.01.31
歯周病をコントロールし、失われた歯槽骨再生の道筋を発見した経緯と実績…


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