細胞から生命体を創りだしたり、染色体の配列を換えて新たな生命を創造する。
まるで、ジュラシックパークの世界です。クローン羊の出現を皮切りに、倫理的な問題を含めて
世界中で大きな話題を提供しています。特に、クローン人間の可否については議論の尽きない
泥沼の論争が沸騰していますが、科学の進歩は誰にも止めることができないのではないかと思います。
飽くなき探求心が科学の推進力である以上、倫理的な規制はいつか必ず破られることは歴史が
物語っています。規制するよりはむしろ、有効な利用方法を論議した方が有意義ではないでしょ
うか?
宿主に適合する組織や臓器の創造が可能となれば、病める人々にとって無限の朗報となります。
人工的に創った歯を移植する事は勿論、“歯の種”を植えれば失った歯が生えてくる時代が
遠からず訪れるのではないかと期待しています。