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50歳を過ぎる頃、あの忌まわしい“歯槽膿漏”で堅い物が咬めなくなったり、歯が浮いた様に
なります。時には歯ぐきが腫れ上がり一晩寝れないこともしばしば。
歯を支える周囲の骨(歯槽骨)が度重なる炎症の結果、破壊され起きる現象です。何も50歳を過ぎて
突然罹患するのではありません。若い頃からの蓄積で、単純には沈着した
歯石の量に比例して歯槽骨の破壊が生じたと考えて戴いて良いと思います。
ここまで来れば、手術をして連結固定、最悪の場合は抜歯もいたしかたないと思います。ここで大切
なことは、未だ動揺していない部分も放置しておくと必ず2〜3年後に同様の運命になることを念頭に
置いて、今からでも他の歯の延命処置を行うことです。
一時的な動揺や炎症が治まっても、歯槽骨の破壊は着実に進行しています。