歯は大切な宝物、失って初めて分かる高価な代償!

“ 入れ歯(義歯) ”

片側の奥歯が2〜3本なくなった場合
両側の奥歯がなくなった場合
数本しか残っていない場合
 歯が無くなると入れ歯を入れる。昔から相場が決まっています。 古くは江戸時代にも木彫義歯と言って、朱肉と彫刻刀を使って精密な職人技で作られていました。

材料や技術には進歩がありますが、基本的発想は変わっていません。それだけに安定した成果も 得られますが、根強い不満も残ります。第一年寄りの象徴として考えられているだけに、 もし自分が入れるとなると一抹の寂しさが込みあがってくると思います。

 当院では、義歯は咬めないものとして極力義歯を作らない方針で、残存する歯を最大限利用し 保存するよう努力しています。

しかし、症例によっては義歯を選択せざるを得ない場合もあります。 義歯そのものの機能性を高めるのには限界があります。元来、義歯を選択する状況では残っている 歯にも多くの問題が存在します。これをそのままにして義歯を作っても良好な結果が得られない ばかりか、次々に残存歯を失い、ますます状況を悪化させます。

 義歯を入れることを嘆いたり、不満を言う前に 今残っている歯を少しでも永く保存する努力をして下さい! 

それが満足すべき義歯の第1歩です。義歯は、合わないもの、合わなくなるもの、 壊れるもの。このことは、保険制度上からもはっきり認められています。

 テレビで報道されている夢の様な技術も、患者さんの一方ならぬ努力に支えられての結果です。 現代医学の水準では、健康に対する願望と努力無しには決して良好な成果が得られません。

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