治療に対する不安と不信は説明不足…それと患者さんの理解の不足…

根管治療後の注意

腐敗した神経の管を清掃する医療上の行為

根尖病巣  歯の神経の入った管の中が腐敗し、根の先端部分に膿を持つ状態の歯は、現在の痛みの有無に 関わらず必ず何らかの障害を招きます。 その痛みの根本的な原因とも言える根管内の汚物を清掃した場合、基本的にはそのまま治癒して いくものと思われます。しかし、ただでさえ膿を持ち腫れよう腫れようとしている場所ですので、 掃除をしたと言う刺激の為、一時的に炎症を引き起こしてしまいます。 2〜3日の違和感→疼痛は避けられないものと思って下さい。従って出された化膿止めの薬は 必ず飲むよう心掛けて下さい。

根管治療・開放後の注意

 根管内の汚物を清掃しても、根尖部に貯留した膿の量が多く、勢いが強いため膿の出口を 確保するため治療部の閉鎖を行わない場合もあります。  根管内の清掃が完全で、開放状態である限り症状は一旦鎮静しますが、いつまでも開放状態の ままでは新たな感染を引き起こします。従って、後日症状の変化を確認して完全な閉鎖を行う 必要があります。(予定では、3日〜1週間後)

開放後の閉鎖(根管充填)

 「痛みの根本的な原因とも言える根管内の汚物の清掃は前回までの処置で終了しました。 ただし、根尖部に貯留した膿の量が多く、勢いが強いため膿の出口を確保するため治療部の 閉鎖は行っていませんでしたが、症状が改善しましたので根管部の閉鎖を行いました。」

   症状は一旦鎮静しましたが、いつまでも開放状態のままでは新たな感染を引き起こします。 従って、完全な閉鎖を行った場合、状況によっては一時的な後戻りも考えられます。 基本的にはそのまま治癒していくものと思われますので、出された化膿止めの薬は必ず飲み、 しばらく様子を見て下さい。

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