統計的に歯の喪失原因をみるとムシ歯50%・歯槽膿漏の50%歯科の2大疾患と並び称されて
いますが、ムシ歯は10年に1本、 歯槽膿漏は50歳代の10年間にまとめて、10〜20本の歯
を奪います。 おまけに気が付いた時には手後れで、成す術が無いのが一般的です。
10代 | 小学校の頃、お母さんに連れられてムシ歯治療 |
20代 | 小学校の頃治療した歯が少し痛み出したので歯医者に行くと、神経を取られて銀歯に変身 |
30代 | 被せた銀歯が痛んで抜歯。さらに隣の歯を削ってブリッジに |
40代 | ブリッジが脱離したのでもう一度作り直してもらおうと思って受診したのにブリッジ支台の歯の崩壊が著しく抜歯。ついに部分入れ歯を装着する年齢に |
50代 | 最近少し歯がぐらつくのが気になり歯医者に行った所歯槽膿漏の診断のもと抜歯。欠損部分をブリッジや部分入れ歯で補うも長持ちせず次々と抜歯 |
60代 | 歯科医院受診のたびに抜歯を繰り返し、そのつど入れ歯を作りなおし口腔内の大半を入れ歯が占領 |
70代 | ついに総入れ歯。人生の終焉を感じる |
歯槽膿漏とはその名の通り、歯槽部から膿が漏れて、歯がグラグラ、お口が臭い!歯医者に行って
も諦めて下さい抜きましょう、50を過ぎれば皆入れ歯、そんなイメージの怖い病気。まさか自分だ
けは… そう思っていらっしゃると思います。 原因は、 歯にこびりついた汚れ(歯石)です。この汚
れが年々成長して歯の周囲の骨を腐らせて、最後には歯が脱落してしまいます。従って、歯が生えた直
後からもうはじまっています… 誰でも例外なく!