P.0 | スケーリング(SC) | 基本検査に基づいて、 通常上下2回に分けて行う |
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P.1 | スケーリング(SC) ルートプレーニング(RP) |
更なる検査に基づいて、 通常麻酔の上数歯単位で行う |
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P.2 | スケーリング ルートプレーニング 新付着術(ENAP)・ 歯肉切除術(GEct) など |
精密検査に基づいて、 麻酔の上、数歯単位で メスを用いて余剰歯肉の切除 |
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P.3 | スケーリング ルートプレーニング 歯肉剥離掻爬術(FOp) |
精密検査に基づいて、 歯肉を剥離して根面処理や 骨整形・骨移植などを行う GTRやEMDGAINは保険適応外 |
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P.4 | 抜 歯 | 歯槽骨吸収1/2以上のものは 通常抜歯の適応症 |
まず歯周疾患の治療ですが、治療の基本はあくまでも付着した歯石の除去(スケーリング)
と再び歯石が付かないように、歯根表面の滑沢化(ルートプレーニング)およびブラッシング
指導や疾患をコントロールする動機付け(モチベーション)です。
歯周疾患の進行状況によって、更なる段階の処置が加わってきます。処置と健康保険上の
規則を表にまとまめましたので参考にして下さい。
表以外にも、歯肉歯槽粘膜形成術や遊離歯肉移植術・小帯切除術など状況に応じて様々な
手術方法がありますが、基本はやはり歯石の除去と新たに付着しにくい環境整備です。
健康保険上の規則について
「一度に全顎のスケーリングができない(雑になるから?)」
「検査結果に基づいて…検査・検査…検査をしないと次の処置に移れない(病状を正しく認識して)」
「1か月以上の観察期間を置いて、前回の処置効果を確かめて…」
「歯槽骨吸収1/2以上は抜歯(どうせいずれ抜歯になるから?)」(以上原則)
また、「治療上の有効性が確立されていないので保険適応外」など。
厚生省の見解にはもっともらしい理由はありますが、患者さんにとって不満が多く、
本当に国民の立場にたった規則かどうか疑問を感じます。
本音は、医療費抑制!!?