悪意をもった治療は存在しない。
歯医者が信じられない

日付、時間:Thu Jun 1 20:30:13 Japan 2000    氏名: ぶどう   
所在都道府県:大分   職 業:その他   年 齢:33歳      性別: female  

質問:
はじめまして私は、20歳の頃歯がすごく痛くて歯医者さんに行きました。 そこで前治療した時、間違って歯と歯の間に薬を入れられたらしく歯を抜きました。すごくショック でその後健康な歯まで削られてブリッジにされました。
他の所に行ったら健康な歯まで銀にしなければいけないといわれました。ブリッジは、長く持たない と言われとれたら他の歯も銀歯にされるのでとれたけど行っていません。 あの時のショックで歯医者さんが信じられなくなりました。今歯は、ひどくなっています。歯には、 自信がないので人と話す事ができなくなりました。
こんなトラブルに歯医者さんは、対処してくれないのでしょうか?
私のような人間っていないのですか?
どこに行ったら対処してもらえますか?

回答  悲しい現状を見る思いで一杯です。
職業柄、多くの歯科医師と交流がありますが、少なくとも彼らの口からは「患者さんにとって 良いと判断されることを忠実に行っている」という印象を受けます。気持ちは、良かれと思った 事を行っているようです。

 現実は、経験と技術の未熟さにより必ずしも思惑の結果が得られていないことと、説明不足 による不信が存在します。また、見方を変えれば、いくら説明しても患者さんが理解してくれない という現実も存在していると思います。不信感が芽生える原因は、双方にあるように思います。
 抜歯しなくてはならなかった理由、銀歯にしなくてはならない理由を双方が歩み寄って考える ことができたならば不信感は最小限に留まることができたかも知れませんね。

 この手のトラブルは結構多いと思います。でも、その不信に思う気持ちを表に出さないことが 大切だと思います。世の中の歯医者が全て、あなたにとって不信の対象となる人ばかりではない はずです。必ず信頼できる人もいるはずですが、その気持ちがあまりにも表に出てしまうと (言葉の端々で相手は感じ取ってしまいます)、「そんなに不信な目で見るのなら、自分が信頼 できる他の歯医者にいってくれ」という対応になってしまいます。
 少なくとも、過去の不信をこれから相談する相手にぶつけない努力をして下さい。そうすれば きっと親身になってくれるドクターにめぐり合うことができると思います。

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