歯は元来、近心移動傾向があります。
中切歯が「ハ」の字

日付、時間:Thu Jun 15 13:42:16 Japan 2000    氏名: ぬいちゃん   
所在都道府県:神奈川   職:医療関連   年 齢:27歳      性別: female  

質問:
はじめまして現在前歯の矯正について検討中です永久歯になったころはさほど目立た なかったのですが20年ほどの間にだんだんと両中切歯が「ハ」の字に開いてきました。
正面から見ると本当に「ハ」という字をえがいていますしたがって「すきっぱ」です。そして中心が 奥に引っ込み側切歯側が口唇側に出っ張っています歯並びの悪いところはそれだけですがそれ がかなり、かなり、かなり目立ちます。
かかりつけの歯医者さんにレントゲンをとってもらい前歯の移動を助長されるような病原などはな いことだけはわかってますがさて今後その前歯が現状よりひどくならないという保証は・・・・無いと いうことでした。その歯医者さんには歯列矯正・挿歯の2方法を提案されましたがもちろんそれぞ れのリスクも説明されました。
でも自分でどう決めていいのか今も悩んでいます「前歯だけ」おかしいという場合はどの方法が ベターでしょうか?
一番見える所だけに真剣に悩んでいますちなみに親知らずは左側のみ上下をすでに抜歯してい ます。そして永久歯からですが人よりちょっと歯が色素沈着していますアドバイスをどうぞお願いし ます

ご意見・ご感想:
親切に丁寧に回答してくださってるところはかなりのサイトをめぐりましたが こちらが一番でした今後も「患者の立場に立った歯科診療」期待しています!!

メールアドレス: nui-chan@rg7.so-net.ne.jp   ホームページURL: http://

回答  歯は元来、歯が磨耗したり欠損したスペースを補うための生体の修復機能からか、近心移動 傾向があります。

 歯列が整っている場合には、例え後ろの歯が移動しようとしても均衡がとれていますので変化 は起こりませんが、元々少し出っ張ったり引き込んだりした歯があると、うしろから押されて経年 的にますますその傾向が強くなることが知られています。歳をとって、歯槽膿漏が進行すると、 歯を支える歯槽骨が破壊されますので一層その傾向が強くなることが考えられます。

 さし歯で形態と方向を変えるのが最も簡便な方法ですが、歯の寿命を縮める可能性があります。 また強制的手法も歯周疾患の増悪や再発など様々なリスクが懸念されます。必ず訪れる歯周疾患 末期に備えて、歯槽骨破壊を最小限に抑える努力をする一方で、いよいよ見た目が気になる状態 になってからさし歯を選択するのが一番現実的な対応ではないでしょうか。

返信:
さっそくの回答ありがとうございました。
現在はもうすでに目立っている状態です。写真をとったりすると以前に比べ口を閉じて写っている ことがほとんどです。 すでに結婚しているのですが、年齢てきなことからもまだ「外観」ということがとても気になり周囲に も「歯並びさえよければねえ」といわれることばっかりです。主人にも相談しましたが(結婚したばっ かり子供はいません)さし歯にしちゃった方がいいよとのことですので(主人はとっても歯並びがい い・・・)。
矯正は時間もかかるしワイヤーが入ってることでキスが気分的に抵抗感があると反対しています。 自分自身の希望と主人の要望と今が一番一致していること経済的に共働きでゆとりがあることと そういったことから今がやり時かなと感じています。歯周病・歯の寿命などなどリスクもついてまわ りますが、かかりつけの歯医者さんも良心的なので今後しっかりとアフターケアは行っていきたい と思っていますそして何10年後かの歯科医療の進歩に期待するばかりです。
アドバイスとっても参考になりました。ありがとうございます。 先生もお仕事大変だとは思いますが、頑張ってください!!

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