日付、時間:Thu Jun 22 22:58:16 Japan 2000
氏名: R.I
所在都道府県:神奈川
職 業:会社員
年 齢:32歳
性別: female
質問:
はじめまして。河田先生のHPを拝見させて頂きまして、とても助かりました。
私の今の状態は、左下(7)が1ヶ月半前に腫れ漏孔(4回目)・左下(8)(7)が動きます。他に
排膿があります。問題の腫れた時に、近所の開業してからお世話になっている(5年ぐらい)の
歯科院に行ったのですが「歯槽膿漏で、根元が溶けている。このまま溶けて抜けるまで待つか、
歯を半分切り取り膿を取り除くか」と言われ、この時はじめて治療法に疑問を抱き、悩んでいまし
た。以前に歯槽膿漏の気はあるとは言われていましたが指導や治療の話はありませんでした。
今日思いきって病院をかえて診て頂きました。感想欄に今日の病院の事は書かせて頂きます。
今後治療して行くにあたり参考までにお聞きしておきたいのですが、左下(7)は歯槽膿漏から
なのでしょうか?それとも根管治療のが上手く出来ていなかったからなのでしょうか?
河田先生のHPプリントアウトしお勉強をさせて頂いているのですが…その辺がなんだか分から
ないです。(7)は腫れは引きましたが、重い違和感はまだ残っています。この違和感は5年ほど
前に左下親知らずが横にはえて虫歯であったため、歯科大に紹介状を書いて頂き抜いた時から
あります。それからの影響はあるのですか?
また、抜いて1年ぐらいは冷たいものを口にするとこぼしたような感覚がありました。消毒はこの
近所のその歯科院でして頂いた際に尋ねましたら、「歯茎を切開して大変な治療だったのだから
しばらくは仕方ないよ」って言われました。
ご意見・ご感想:
本当に先生のHPのお蔭で、今日は先生と同じ様な考えの先生にお会いで
きました。地元では、なかなか見つからないかな?って少し諦め気味でしたし、自分の安易さで
病院を決めていた事に反省です。
今後の治療は、徐々に歯石を取り除き最終的にはブロックごとに麻酔を打ち根元まで取り除く事
でした。プラークコントロール指導のプログラム(保険適用外)で色々ご指導をしていたく事になり、
歯科院をかえて良かったと思っています。残念ながら、これから面倒をみて頂く先生は河田先生
のHPには登録はなかったですね。今日は歯科院から帰ってくる最中、絶対に河田先生にお礼の
メールを書かせて頂かなくちゃと思い、本日このようなメールをさせて頂きました。
これからの自分の努力と 今回からお世話になります先生をはじめ歯科衛生士さん方にお力を頂
き、ある程度の成果が出てからメールはさせて頂こうと思ったのですが、でも、今日は先生のHPを
拝見することがなければ、ずっと悩んだままでいたと思います。先生に感謝致します。ありがとうご
ざいました。
メールアドレス: jolly-r@xd5.so-net.nejp
ホームページURL: http://
32歳で“このまま溶けて抜けるまで待つか”はないですよね。
打つ手はいくらでも有りそうに思いますし、例えその歯が本当に再起不能な状況であるとするなら
ば、それ以外の歯が同様の運命をたどらないような手立てを講じるべきだと思います。
問題の7番は抜髄の既往はないようですので、根管治療に問題があるということにはなりませ
んが、抜歯後の知覚過敏の状況からすればその時点から歯髄が死んでしまって根尖病巣に
発展した可能性があります。レントゲンと過去の既往から、歯髄壊死と判断できたならば、できる
だけ早い時期に根管治療を行う必要があります。
周囲の歯がどの程度の歯周疾患進行かによりますが、32歳で1本だけ抜歯を必要とする骨破壊
がある程に進行するとは思えません。勿論、その歯の処遇も大切ですが、今から歯周疾患のコント
ロールをする習慣を身につければ、残った全ての歯を生涯機能させることも可能だと思いますので
頑張って歯周疾患治療を継続してください。
返信:
すぐにお返事が頂けるとは思っていませんでしたので、河田先生のお人柄、そしてお仕事への熱
意には…本当に勉強させて頂きます。河田先生に出会えました事は自分にとって大きな出会いです。
本当は河田先生のお近くにいたら、先生にも診て頂きかったです。
昨日出会った先生も素敵な方ではないかと思っています。前に診て頂いていた先生も良い方でした
が、私的に歯切れが悪いのが性に合わなかった気が致します。
歯医者さん選びは、先生のHPを拝見させて頂き皆さんご苦労されているんだなって思いました。
もう少し、看板などに詳しく表示がされていると良いのですがね。今回は、本当にそう思いました。
また、何か御相談する事があるかもしれませんが宜しくお願い致します。先生もお体にはお気を付
けて、お仕事頑張ってください。お忙しい中お返事本当にありがとうございました。