質問：先生、こんにちは。私は今、右下6番の歯の根管治療を行っています。
根の治療をはじめてから4回目になりますが、前回と今回治療をした後、右頬がぷっくりと腫れる ようになりました。痛みもあります。一度目の時は腫れる速度もゆっくりで、上に詰めたゴムを取っ てもらい、化膿止めと腫れ止めを飲んでいたら、1週間くらいでおさまりました。
今回の治療の後は、前回より急激に腫れ、なかなかひきません。先生に電話したら、自分で上の ゴムを取れば、腫れは引くとのことで、薬類は飲まなくても良いとの指示でした。その通りにしたの ですが、なかなか腫れは引かず、腫れた部分は固くなって痛みもあり、自分で痛み止めをのんでし のいでいますが、日常生活に支障が出ています。食事も取るのが困難で、体力的にも疲れてつら くなってきました。
今後この治療を続ける限り、こんな状態なのでしょうか。
また、治療の際に、ゴムをはった器具のようなもの（たぶん）をつけながら治療していて、 これがまた非常に苦しくてつらいです。みんなそうなのでしょうか？
腫れと痛みを伴わずには治せないものでしょうか。顔が腫れてみっともなく、外出するのもイヤです。 この歯医者さんの治療法は正しいのでしょうか。
お忙しいとは思いますが、先生のご意見をお聞かせください。よろしくお願致します。(T_T)
“ゴムをはった器具のようなもの”はラバーダムといって、器具の誤飲を防ぐと同時に唾液などの
浸入を排除するためのものです。“より丁寧な治療”と言えます。反面、患者さんにとっては苦痛が
大きく、操作も規制されますので根管治療の目的である根管内の清掃が行い難いというような欠
点も指摘されています。