顎関節症の分類
日付、時間:Mon Mar 29 23:40:31 Japan 1999
アクセスポイント:atuca-0215p132.ppp.odn.ad.jp
氏名: きょうこ
所在都道府県: 愛知
職 業: 主婦
年 齢: 27歳
性別: female
質問:
先日は、「顎関節症」についてアドバイスを頂き、ありがとうございました。
そこで質問ですが、現在通院している耳鼻咽喉科の通気治療は、効果がないと言うことであれば、
中止したほうが良いのでしょうか。その耳鼻咽喉科に勧められている点滴による治療は、
耳鳴りを気にさせなくする治療だと言うことですが、これは受けてみた方がいいのでしょうか?
現在、妊娠している可能性がない訳ではないので、すぐに歯科に・・・というのは難しいのですが。
度々の質問で申し訳ありませんが、よろしくお願いします。
メールアドレス: tsuchiya@pop02.odn.ne.jp
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顎関節症の分類(河田流)
|
原因 |
治療 |
思春期性顎関節症 |
成長期における顎位の アンバランス |
生体の順応による自然治癒を期待 |
若年性顎関節症 |
咬合や顎位の異常 |
咬合調整と自然治癒を期待 場合によって咬合挙上 |
成人性顎関節症 |
急激な歯牙喪失や長年の 補綴に伴う顎位の異常 |
咬合の再構成 |
耳鼻咽喉科での治療はあくまでも対処療法であって、現在の症状を緩和させるのが目的ですので
根本的な治療ではありません。その点、歯科で行う顎関節症の治療は根本的な原因を排除すること
を目的としますのでツボにはまった時は劇的な改善をもたらします。
こう申し上げるとまるで歯科での治療を強引にお勧めしているみたいですが実は反対なのです。
“顎関節症”特に若い人の顎関節症は自然治癒する可能性があります。歯科で歯の一部
を少し削るだけ、また、少し挙上するだけで劇的に改善するのが最高です。しかし、それで改善しない
場合には底無しの泥沼に落ち込む可能性があります。根本的な部分を触るだけに誤った方向に治療
を進めると再起不能な状況も考えられます。放置しておくと自然に治癒するものが、改善の見こみを
絶たれることも想定できます。その点薬物療法は“ごまかし”の治療で、その場の症状を緩和するだけ
かも知れませんが、症状を抑えている間に生体の順応力で自然治癒してしまう可能性もあります。
現在の歯科レベルでは、顎関節症に関する名医にめぐりあうことは非常に困難です。名医を
探すかたわら、耳鼻科での治療を試してみる値打ちは十分あると思いますので是非治療を継続
して下さい。
顎関節症
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