日付、時間:Thu Jul 6 11:46:51 Japan 2000
氏名: T.I
所在都道府県:和歌山
職 業:会社員
年 齢:26歳
性別: male
質問:
歯科処置を行う際に必ず病名を付けてから処置を行うようにしないといけない
のなぜですか。
メールアドレス: XLR06114@nifty.ne.jp
ホームページURL: http://
病名は、疾患の原因を特定し、それに伴う必要な処置や必要な器具や材料を決定します。
医療人の間では、“病名をつける”ことは予後を決定する最も重要な技術であると同時に、細かい
作業内容を伝える暗号のようなものです。
現実には、診断を付けてから処置を始めるのが理想ですが、処置を行ってから診断を付ける
場合もあります。“……の疑い”という診断の下で処置を行い、経過や結果を診てから病名を
付けることもあります。
それと日本の保険制度の下では、如何に処置を行って医療費を請求しても病名がなければ、
一切の報酬は受けられません。これから行う処置にふさわしい病名を考えてからでないとただ
働きになることも一因かも知れません。