質問：はじめて質問させていただきます。あまり歯のことに詳しくないので説明がとても 下手ですが、よろしくお願いします。
私は２０歳のときに(1)と(2)と(3)をさし歯にしました。がたがたの歯並びをどうしても治したかった からです。最初はもったいない、と先生に反対されたのですが、小学生のときに前歯を一本折っ ているのと、虫歯も多くあったのとで、結局さし歯にすることになりました。そのときに右の八重歯 があるとどうしてもうまく歯が並ばないということで抜歯しました(顎がとても小さいのに対して歯は 大きいので、入りきれなかったというのもあります）。
そして今年に入ってその先生ではない別の歯医者さんへ(7)の虫歯の治療をしてもらいに行ったの ですが、そこで言われたことについて悩んでいます。以前さし歯にしたところのすべてが根管 治療がしっかりされておらず、まだ小さいけれども、膿の袋ができているとのことです。そして 根管治療をして、さし歯をすべてやり治すのであれば、矯正をして歯並びを根本的に治さないと、 結局はこれから先大変なことになる、というようなことを言われました。
私は、どうしても矯正をするのがイヤなので、月一回、歯垢除去などで予防をしていきたいのです が、結局歯並びが悪いから、意味がない･･･と言われ、現在も矯正をすすめられています。それで もやはり矯正をする気にはなれないのですが、根管治療のほうだけでもしてもらいたいと思ってい て、相談したところ、歯並びが悪いままでは、結局よい状態で被せることはできないし(何年後かに またやりなおすことになる），さし歯をとるのも(連結されています)相当歯に負担がかかるので、高 いお金を払ってまで今やる価値はあまりない，といわれました。
根管治療はもっと症状が出てきてからでも大丈夫と言われましたが，それは本当でしょうか？
また、今矯正をするのとしないのとでは，そんなに将来歯の寿命が変わってきてしまうでしょうか？
ちなみにそこの歯医者さんで下の(6)の歯を根管治療してもらいましたが，とても丁寧でした。 現在の状態についてほんとに説明不足だとは思うのですが，どうぞよろしくお願いします。
根管治療の腕が確かなら“もっと症状が出てきてからでも大丈夫”です。３年間で“小さな膿の袋”
程度の進行速度なら、場合によっては10年くらい症状が出ないかも知れません。除去して、根管
治療を行う労力と、その時起こり得る歯根破折のリスクを考えれば、もう少し切羽づまった状況に
追い込まれてからでも十分なように思います。