材質の差より、製作する技術と後々の手入れの方に大きく左右されます。
“金”の被せ

日付、時間:Mon Jul 10 21:52:01 Japan 2000    氏名: みわこ   
所在都道府県:東京   職 業:主婦   年 齢:28歳      性別: female  

質問:
平成12年7月10日初めてお便りします。先日、歯医者に行ったところ、以前に詰めた ところの隙間から菌が入って中で虫歯になっていると言われました。その治療に当たって、金を被 せることを勧められました。費用は1本4万円とのことでした。
その先生のお話によると、金は費用がかかるけれど、金属の性質上よく伸びるので歯にしっかり 被せることができ、以前のように隙間が生じて虫歯になる心配はないとのことでした。銀の場合は どんなに精巧に作っても、どうしても隙間ができてしまうそうです。
 銀を使用した場合と、そんなに違うのでしょうか。1本4万円は正直なところ高いという気がします が、一方で安価な銀で被せることを選んで、しばらくたってまた虫歯になるのも...。 先生のご意見を お聞かせください。よろしくお願いいたします。

メールアドレス: CZQ02313@nifty.ne.jp   ホームページURL: http://

回答  金額に関係なく、“少しでも良いものを”という視点からみれば金の含有量の多い方が良いで しょうね。
 しかし、金にしたからといっても二次カリエスを完全に防ぐことはできません。材質の差より、 製作する技術と後々の手入れの方に大きく左右されます。

 どちらも保険が効いて僅かの差であれば金をお勧めしますが、金額の差を考えて、私の医院 では一切お勧めしておりません。