日付、時間：Thu Jul 13 23:41:48 Japan 2000 　　 氏名： J.M　　　
所在都道府県：佐賀　　 職　業：主婦 　 年　齢：２８歳　　　 　 性別：　female　　

リーマ＆ファイル

根管内の機械的清掃が基本！

質問：
下の第１大臼歯（右）の根っこの治療中ですが、一年も同じ歯科に通っていました。
治療とは、ただ蓋をあけて、中の薬を替えるだけで、治療時間はほんの５分くらいで、薬の交換 ばかり１年近くも通っていても、今後本当にこの歯科で治るのだろうかと、不安になり、家の近く に開院された歯科に変えてみました。すると、細い針みたいな器具でばい菌をこそぎとる 治療からはじめられ、治療時間も長くとっていただいたのですが、今まで通っていた歯科の治療 はなんだったんだろうと疑問でたまりません。
ほっぺた側の歯茎に白く小さなできものが出来ていたのが始まりで、違和感があると告げても、 「では、レーザーをあてて様子をみましょう」といわれ、それでもよくならず、レントゲンをとってみ ると根の先が少し黒く写っていて、根の治療が必要との事で、その歯科を信用し、週に1度、また は2週に1度くらいのペースで約1年も通い、針でこそぎとるような治療は受けなかったようなきが します。
新しい歯科で今までの経緯を話しました。先生はかなり首をかしげておられて、「私の今までの治 療はなんだったのでしょうか？」と聞くと、「なんだったんでしょうね？」とのお答えでした．薬を替え るだけの治療があるのかもと、考えるようにしてますが。一番手の抜かれやすい治療でもあると 先生は言っておられました。ただ、薬をつめかえるだけの治療が存在するのでしょうか。 もし、以前の歯科に通っていれば今もなお治る方向ではなかったような気がします。

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　かなり少なくなったとは思いますが、薬をつめかえるだけの治療は存在します。 と言うよりは、昔は全てそうだったと言っても過言ではありません。治る見込みはゼロではなさ そうですが、限りなくゼロに近いでしょうね。

　手を抜くというよりも、疾患に対する認識が根本的に誤った結果の努力だと認識しています。 つまり炎症を抑えるのは薬の塗ることという認識です。炎症の原因は根管内の汚物ですから リーマで除去する（針でこそぎとる）ことこそ根本的な治療方法です。
　刺が刺さって炎症を起こしているのに、刺を抜かないで薬を塗るようなものです。長い間ご苦労 様でした。