日付、時間:Fri Jul 14 16:59:19 Japan 2000
氏名: N
所在都道府県:東京
職 業:会社員
年 齢:39歳
性別: female
質問:
こんにちは、是非教えて頂きたい事があります。
10年前に左下第1大臼歯(6)(親知らずは前に抜いていて、ありません。)の歯を抜歯しました。
合わせて隣左下第2大臼歯(7)の神経を抜いて、抜歯した第1大臼歯(6)を挟んで両側の歯を大き
く削り、ブリッジをしました。半年前にそのブリッジが取れてしまい、別の歯科医に行った処(移転
の為)、左下第2大臼歯(7)が虫歯になっており、根管治療をし直しました。
その間仮歯(仮ブリッジ?)を作ったのですが、治療の翌日にはすぐに取れてしまいます。この
半年間、「治療し被せては取れる」の繰返しでした。何度か「何故こんなによく取れるのか」歯科医
に質問した処、「取れるような噛み方をしている、左で噛む力が右に比べて強すぎる、右で噛みにく
い・行きにくい状態になっている。 左側の衝撃が強いので、仮歯の内側のセメントがボロボロにな
ってしまうのだと思う。
左奥の治療と平行して、噛み合わせの調整(右側の歯、数本を削る)して行きましょう。」と言われ
ました。 半年たって治療も終わり、型を取って次回ブリッジを被せて終了となります。私はこの半年
間の事が不安だったので、先生に「ブリッジをしても、仮歯のように取れる事があるのでしょうか?
又、今後そのブリッジが取れやすくなってしまった場合、もうブリッジが出来なくなるのでしょうか?」
と質問した処、「その可能性は大いにありますが、今後は右側だけで噛むようにして下さい。 右側
に行きやすい様にはしましたが、 その人によって癖があるのでこれ以上は無理。」と言われてしま
いました。
ブリッジをする為に、両側の歯を犠牲にして大きく削ってしまったのに、そのブリッジが出来ないなん
て納得が出来ません。 第一、最初にブリッジをして今回取れてしまうまで、10年間はもっていたの
に・・・・・その間取れてしまった事は一度もありませんでした。
考えられるのは、今回の歯科医で左下第2大臼歯(7)が虫歯になってしまい、治療し直した時、根
管治療に合わせて、外側(奥側・昔親知らずがあった時に、接触していた処)にも虫歯が見つかり、
もともと随分切り取られていた歯を、また削ってしまった為と思われます。とても納得が出来ず、この
事が原因なのでは? と歯科医に聞いた処、「それも可能性としてなくはないでしょう、でも、この歯
はもともとちょっと高さがなかったのです。」と言われてしまいました。 台歯の高さの事など、この時
初めて言われて、現在この歯科医に対して「不信感」でいっぱいです。そこで下記の事、質問させて
下さい。
ご意見・ご感想:
いつもHP拝見させて頂いてます。インフォームドコンセトと言う言葉が、随分
浸透して来ましたが、まだまだ現実には歯科医の方にはいろいろ聞きずらいですね。後から不満を
感じてしまっても、その場では「気分を害したら治療にひびくのでは?」等と顔色を伺ってしまったり
・・・。でもこのHPでは、日頃から持っていた疑問に対する答えが随所にあり、とても参考になります。
もう十分気分を害していると思いますよ。
治療に半年かかったことはともかくとして、保険では無料みたいな仮歯を丁寧に作った挙句、
まだ装着していないBridgeが脱離したことを想定して詰め寄られてはたまったものではありませ
ん。
仮歯は元々、精度が悪く脱離し易い上に、治療の度に着脱しますので
弱いセメントを使います。仮歯の脱離と本物の補綴物とは比較になりません。
それと前の歯10年保ったといわれますが、条件の良い若い頃に作ったものでも10年です。その間
の手入れも含めて、残された歯はかなり劣悪な条件になっています。その歯を補修して何とかBridge
にもっていくわけですから、同じ技術なら到底10年も持ちません。問い詰められれば、開き直って
脱離する可能性は十分と答えるしかないのではないでしょうか。
脱離してBridgeができなくなることを心配するよりは、歯周疾患のコントロールを含めて歯牙保存
のてめの努力を率先して行うようにして下さい。
返信:
解りました。 早速お返事有難うございました。今後の歯の衛生管理、がんばります。