日付、時間:Mon Jul 17 20:58:50 Japan 2000
氏名:
所在都道府県:東京
職 業:会社員
年 齢:25歳
性別: female
質問:
今日,定期検診で歯医者さんに行きました。茶渋の汚れをとるということで、塩の結晶を
ジェット水流でたたきつけておとす方法でクリーニングしてもらいました。クリーニングしてもらった後
に見てみると歯茎から血がでているところがありました。このクリーニングは、歯をけずったり、歯茎
に傷をつける心配はないのでしょうか?おしえてください。
もう少し単純に考えられてはいかがでしょうか。「歯医者さんは、歯にとって悪いことをするはず
がない」と。
それくらいの刺激で血が出るのは歯茎が炎症を起こしているからです。炎症の原因は汚れです。
全く刺激なく汚れが効率良く除去できればそれに越したことはないのですが、汚れを落とすため
にはある程度の刺激や圧力は必要です。
フライパンをタワシや金ブラシで磨き続けるといつかきっと穴があいてしまいます。そうかといって、
スポンジで優しくこするだけだと汚れがこびり付いてそこから腐食が始まって早期に穴が開いて
使い物にならなくなってしまいます。フライパンにとっては、例え多少磨り減っても、たまにはタワシ
でこびり付いた汚れを取った方がトータルでは長持ちにつながります。
歯ブラシだって同じですよ。長年の使用によって歯は確実に磨り減っています。それが心配だから
といって全く歯を磨かなければ、10歳代で全ての歯を失ってしまいます。歯磨きで守れるのは50〜
60年。それ以上に長持ちさせたければ多少磨り減ってもこびり付いた汚れをもっと積極的に取ら
ないと実現は不可能です。
歯茎は一時的に傷ついても健康であれば必ず回復します。それよりも不健全だととてつもなく
早いスピードで破壊されます。