骨内に埋伏した過剰歯がある以上、歯肉を切って、骨を削って除去することはやむをえないことです。
過 剰 歯

日付、時間:Mon Apr 5 0:57:53 Japan 1999    アクセスポイント:a025007.ap.plala.or.jp
氏名: 匿名でいいですか    所在都道府県: 神奈川   職 業: その他   年 齢: 38歳     
   性別: male  

質問:
半年ほど前に、6歳になる長男が、かかりつけの歯科医で前歯に「かじょうし(過剰歯)」が 見えると言われ、乳歯を早めに抜歯しました。
それから三ヶ月後の二月末頃に再び検査したところ、まだ様子をみましょうとの回答。
とうとう4月に入っても永久歯が見えないため、再度歯科医へ。そこで、「そろそろ永久歯が出て おかしくないはずですが、かけらの歯が通常の歯と反対向きに見えます。これが邪魔をしてでて これないようなので、こちらで紹介する口腔外科医で抜歯してもらってください」とのこと。
意を決して、そのまま口腔外科へ。かなり詳細な説明をいただきましたが、まだ不安です。 長男は男の子です。それでも歯並びが悪くならないよう頻繁に歯科医に見せていたところですが、 影響はないのでしょうか? 開いてみないとわからないと言われ、骨を削る場合もあるとかで、 不安です。 (ちなみにレントゲンを見ると上前歯の歯肉のあたりに現在の乳歯と重なるように上向けに 歯の陰が見えています)

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回答  もう少しのんびり考えられては? あまり過度な心配は、決して良い結果を招くとは思えません。 あらゆる可能性を考えると結論がでません、知識と経験を元に確率上、最も最良と思 われる方法を決定するのが我々医療人であって100%の確信をもって治療を行うことはあり得ない からです。
 骨内に埋伏した過剰歯がある以上、歯肉を切って、骨を削って除去することはやむをえない ことです。また、永久歯との関係についてもレントゲンからある程度の状況は把握できますが、 実際に手術してみないと分からない部分もあります。一方、将来の歯並びに関しても埋伏過剰 歯がある以上、ある程度の萠出異常は覚悟のうえです。放置しておくよりも除去した方が影響が 少ないであろうと判断はできますが、除去したからといって正常に生える保証はありません。 むしろ、若干の萠出異常があると考えるのが妥当ではないでしょうか。その上で、その萠出異常が 許容範囲内か否かを見守るくらいの心構えが必要かと存じます。
「いよいよなら、矯正すればしまい」くらいの気持ちで対応して下さい。

返信: 過剰歯に関するアドバイスをありがとうございました。
4月末に口腔外科にて子供の過剰歯を抜歯いたしました。出血の具合など大人とは違うということで、 術後の経過を見るため一応入院までしましたが、何事もなく無事に終了いたしました。(過剰歯が 以外に大きくて立派な歯だったのにはびっくりしました。) 現在は永久歯が自然に出てくるのを待ちましょうということで経過を見ているところです。
インターネット上での始めての相談でしたが、早くにお答えをいただき本当にありがとうございました。 まずは一礼まで。

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