日付、時間:Wed Jul 19 22:26:47 Japan 2000
氏名: N・I
所在都道府県:埼玉
職 業:その他
年 齢:24歳
性別: male
ご意見・ご感想:
「また治療中に吐きそうになって、その度に治療が中断して、迷惑かけちゃう
な・・・」と思い、病院に行くたびに申し訳ないという気持ちでいっぱいです。ようは本人の気持ちの
持ちかたひとつ、で解決されてしまうならば、自分なりに解決のための方法、努力してみます。よろ
しくお願いします。
メールアドレス: inoue-naoki@nifty.com
ホームページURL: http://
嘔吐癖(おうとへき)って確かに厄介ですね。
クラウン装着時にガーゼを咬んでもらいますが、そのガーゼを食いしばることすらできない患者さん
もいました。「一体どうやって食事しているのかなぁ」と不思議に思います。
現実的な対応としては、キシロカインスプレーで表面麻酔をすることでほとんどのケースが対応でき
ます。それでも効きが悪い場合には、普通治療に使う麻酔注射を使います。
笑気麻酔も有効ですが、面倒なのでほとんど使ったことはありませんが、設備のある医院です
と、その旨を伝えると使ってくれると思います。
我々の立場からすると「嘔吐癖があるので麻酔をお願いします」とあらかじめ患者さんの方から申し
でていただくとありがたいですね。こちらから言うと「えぇ…麻酔!?」と不信・不安な顔をされることが
ありますのでとっても言いにくいという現実があります。
嘔吐癖の研究みたいなものもあるようですが、現実には上記の方法で解決しますのでそれ以上の
研究や研究発表を目にすることはありません。
返信:
ご教授有難うございました。
患者のほうからあらかじめ「嘔吐癖なので、麻酔を・・・」と伝えればそれなりの処置をしていただくと
知り、先生に相談してみます。お忙しい中、大変お世話になりました。