不適合の再製は程度問題。
金のインレー

日付、時間:Mon Jul 31 23:31:03 Japan 2000    氏名: a.yama   
所在都道府県:東京   職 業:その他   年 齢:56歳      性別: female  

質問:
2週間前に第一大臼歯および第二小臼歯に、金のインレーをいれていただきました。
ところがフロスが歯とインレーの間(歯の付け根)にひっかかってとれなくなります。先生になおし てくださるようにお話しますと、ひっかかるところのインレーが厚すぎたためそうなるとのこと。 細い薄いやすりのようなもので、原因とみられる部分を削りました。これで大丈夫でしょうとのこ とでしたが、やはり、前と同様、フロスが完全にひっかかってしまいます。そればかりでなく歯の 根元が、フロスでさわるとひりひりとするようになってしまいました。
また先生にそれをお話して、処置をしていただこうと思いますが、このような状態にはどのような 処置がなされるのが良いものなのですか。フロスのひっかかる場所は、歯と歯の間でやすりもや っといれることができるところです。よろしくお願いいたします。

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回答  隣の歯との接触(コンタクト)がきつくて、フロスが引っかかるということであればストリップス (薄いやすり)で調整すれば良いと思います。きつすぎてストリップスが思うように操作できない 場合には、歯と歯の間に楔みたいなものを一時的に打ち込んで調整すれば比較的満足のいく 調整が可能です。

 それでもダメなら一度はずして調整するか補綴物の再製ということになります。また、歯根との 移行部分(マージン)に不適合があって引っかかるのであれば、同様に補綴物再製が必要です。
 完璧な補綴修復は不可能ですので、ある程度の許容も必要ですが再製するかどうかは程度問 題です。根元の“ひりひり”は一時的なものか、不適合による歯肉炎が原因であるかの鑑別が必 要です。

返信:Tue Aug 1 11:46:01 Japan 2000
  7月31日の質問に早速のお返事ありがとうございました。今朝、歯医者さんにて再度やすりを かけていただきました。第二小臼歯のほうは、フロスはひっかからなくなりましたが、第一大臼歯 の方はまだひっかかりますと先生は、治療の終わったときおっしゃいました。奥のほうはもう、これ で限度なのでしょう。
わたしが一番心配していることは、歯と金インレーとの間にすきまがあり、そこに食べ物が詰まって 虫歯になることでしたので、そのことを、先生に再度、お聞きしましたら、そこはスムーズになってお り、そこには、食べ物は詰らない、その上の方の充填物が厚くなっているので、フロスはそこにひっ かかるとのご説明でした。自分では見えないところなので、心配なのですが、先生ができる限り頑張 ってやってくださいましたので、あとは歯間ブラシでのクリーニングを心がけ、大事にしたいと思いま す。
お返事を本当にありがとうございました。

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