解剖学的な形態によるもので誰が抜いたとしても起こる時には起こる。
知 覚 麻 痺

日付、時間:Fri Aug 18 12:40:15 Japan 2000    氏名: 牛   
所在都道府県:長野   職 業:主婦   年 齢:31歳      性別: female  

質問:
1年前に近所の町医者で親不知を抜いたところ舌半分の神経が(味覚・痛覚・触覚)が 全く無くなってしまいました。事前に以前親不知を抜いた時は大学病院を紹介されて抜いたのです が大丈夫でしょうかと訪ねたにもかかわらず先生は大丈夫抜けますといい抜いた結果、神経麻痺 の後遺症が残ってしまいました。
しかもその町医者は自分にはまったく落ちがないといっており納得が出来ません。大学病院の先 生も1年経ち完治の見込みは無いだろうと言っております。町医者が神経がどこにあるかはわか らないのでしょうがないといい賠償する気も無いといわれました。今後対処の方法はないのでしょ うか。親不知を抜く時このようなことが有ると事前に説明を受けていたら絶対この町医者では抜か なかったと思います。お教え願います。

回答  親知らずの抜歯に関しては、開業医全てが抜歯できるわけではありません。 抜歯ができない、もしくはリスクを回避したい先生は大学病院を紹介しますが、逆に開業医で 抜歯する先生というのはかつてその紹介を受けて抜歯されていた先生がほとんどで現役の 大学の先生よりは技術・経験的には上という認識をもっています。

 抜歯後の麻痺については、技術的なミスは非常に考え難いところで、おそらくそのことを強調 されているのだと思います。麻痺が起こるかどうかは、解剖学的な形態によるもので誰が抜いた としても起こる時には起こる。つまり「双方にとって避けることのできない交通事故みたいまもの」 という認識の上で話しあい、歩み寄る必要があるのではないでしょうか。

知覚麻痺 知覚麻痺 知覚麻痺 知覚麻痺 知覚麻痺 知覚麻痺 知覚麻痺 知覚麻痺 知覚麻痺 知覚麻痺 知覚麻痺 知覚麻痺 知覚麻痺 知覚麻痺