すでに歯髄炎症状のある歯が抜髄を免れる可能性は非常に低いと思います。
虫歯が滲みる

日付、時間:Sun Aug 27 22:15:23 Japan 2000    氏名: Y.F.   
所在都道府県:大阪   :学生   年 齢:21歳      性別: male  

質問:
はじめまして。最近冷たいものがしみて気になり、インターネットでこのページを見つ けてお便りいたしました。
9月に入ってからでも歯科に行こうかと思っているのですが、2週間ほど前に冷たい物がし みるようになり、虫歯を探したところ、(下顎)第2大臼歯の内側の裏側(奥側)という、普 通には目に見えないところに(0.5mmほどの)黒い穴が空いていました。冷たいものがしみるの はそこのようです。
しみる場合は神経を抜くことが多いとのことですが、やはりそうなのでしょうか...最近一抹の 不安を感じてしまいます。どうぞお返事をお願いいたします。では。

回答  治療前に全く痛み(歯髄炎)がなかった歯でも、治療時の刺激が最後のトドメとなって歯髄炎 症状を起こし抜髄になるケースが多い中(この件に関しては歯医者の落ち度はない)、すでに 歯髄炎症状のある歯が抜髄を免れる可能性は非常に低いと思います。

 まず虫歯罹患部分を可及的に削り取って修復を試みるわけですが、この時点で歯髄が露出 (露髄)だと即刻抜髄です。紙一重で露髄を免れた場合には、歯髄炎症を治める薬を塗ったり 種々の方法で消炎を試みます。しかし、結果は思わしくない方が多く、結局は抜髄になる可能 性が高いように認識しております。

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