妊娠中のスケーリングはむしろ積極的に行うべきです。
歯槽膿漏の治療

日付、時間:Mon Aug 28 1:18:51 Japan 2000    氏名: N,E   
所在都道府県:愛知   職 業:主婦   年 齢:28歳      性別: female  

質問:
歯槽膿漏で現在通院中です。歯茎の後退が気になり通い始めたのですが、その後磨 くと歯茎が痛かったりしてレーザー治療を受けています
少し前左上2が物にあたるとすごく痛く(響くように)2日位すると痛みが無くなりました。 心配で見てもらったのですが、炎症もなく大丈夫でしょうとのことでした。本当に大丈夫でしょうか?
それとここ2,3日右上1がなんとなく痛く手で触ると少し動きます。全体的に少し歯に動揺がある みたいで、噛むことが怖くなってしまいました。先生のおっしゃるとおり歯石を毎月とってもらえば これ以上悪くならないでしょうか?入れ歯が目前のように思えて怖いです。
それと、歯の調子が落ち着いたら妊娠を考えているのですが、妊娠すると歯槽膿漏の治療という かスケーリングは受けれないでしょうか?
今通っている歯科医院は初診時からレントゲンを取ってもらえないのがちょっと心配なのですが レントゲンを見ないでも症状が分かるのでしょうか?評判が良いと聞いて通っています。

回答  歯槽膿漏のレーザー治療は“???”  歯石の除去こそが根本的治療方法です。

|2はひょっとしたら歯髄炎?状況を見定めて抜髄が必要かも知れません。28歳で 動揺を感じるということは、若いだけに進行傾向が早いので将来が案じられます。痛みを 感じた1|にも何かそれなりの原因(歯石?)が潜んでいそうです。
 最低でも麻酔をして徹底的な歯石除去が必要です。その上で、毎月歯石を取り続ければ進行 は大幅に抑制できます。妊娠中のスケーリングはむしろ積極的に行うべきです。

 かつて勤務していた病院で、年配の先生が「レントゲンはいらん」とおっしゃっていました。 それを聞いたスタッフは、「レントゲンを見なくっても分かるんだ」と関心したそうですが、レントゲン を必要とするような精密な治療ができないとか、レントゲンの見方が分からないという事実を知っ て落胆したという話があります。
 真意はどうか分かりませんが、少なくとも私の場合、レントゲンの状況把握なしには何も治療が できません。

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