日付、時間:Tue Aug 29 3:03:40 Japan 2000
氏名: J.T.
所在都道府県:福島
職 業:会社員
年 齢:31歳
性別: male
質問:
はじめまして。 以前から下右の(6)が時々かむと痛む時があったのですが、1週間
ほど前からその歯茎のところに直径1〜2ミリ程度ので腫れ物ができて、2,3日前からまたかむ
と歯が痛み出しました。気になったので、昨日腫れ物を触っていると、それが破れて血とともに、
白い膿のようなものが流れ出てたので、本日慌てて歯医者に行きました。
診断は歯槽膿漏とのことで、二股に分かれている歯の根元に膿がたまっているとのこ
と。先生から可能な治療方法等の説明を受け、当然ながら治療にはある程度の時間を要すると
のことでしたが、問題なことは私が9月1日から会社の都合で、海外(中国)転勤なるため、2,3
年は日本でじっくり腰を落ち着けた治療ができないことです。
先生からは現地で歯医者を探して治療したほうがいいとのことで、とりあえず応急処置的に歯石
の除去だけをしてもらったのですが、私としては治療技術の遅れ等の不安から中国での治療に
は抵抗があり、帰国後何とか治療できないかと考えています。現状は膿が出た後は痛みも無く、
先生も現状であれば抜く必要は無いとのことでした。
何とか歯磨きや薬品等により、せめて現状を維持する方法は無いでしょうか?
良きアドバイスをお願いします。(質問長くなり申し訳ございません)
31歳で根分岐部に及ぶ歯槽骨破壊があることは大きな問題です。このまま何もしないでいくと、
40〜50歳の間に相当数の歯を失う可能性が高いように思われます。
一方で、まだその程度ならコントロールをすれば、生涯保存することも可能な年齢であり進行
程度のように見受けられます。手術とか複雑な治療は今のところ必要なさそうです。出張まであ
とわずかしか日にちもありませんが、せめてその間徹底した歯石除去を行って下さい。たまには
日本に帰られることもあると思いますので、最低でもその時必ずスケーリングを行えば結構進行
は抑制されます。
できることであれば、現地でスケーリングだけで結構ですので毎月とってもらえればかなり完璧に
近いコントロールが可能です。変に歯磨きや薬をたよりにしていると状況は悪化します。
難しく考えなくっても、歯槽膿漏の治療は究極:歯石除去だけです。