フルブリッジにするためには抜髄となる可能性が高い。
フルブリッジ

日付、時間:Mon Sep 4 16:17:49 Japan 2000    氏名: T.T   
所在都道府県:東京   職 業:会社員   年 齢:34歳      性別: female  

質問:
はじめまして。現在治療中の歯について、教えていただけないでしょうか。
子供の頃から歯並びが悪かったせいか 20才後半に歯周病になり、その症状が部分的にひど かったため、数本の歯を失いました。現在は 左F6DCB21|12BCDEF 右 です。幸い 下顎の歯はすべて無事です。
歯周病自体は、手術もしていただいて治りました。今はポケットもありません。その間、前歯4本 の部分が仮歯(左右犬歯が支台歯)なのですが、右犬歯(抜髄済み)の根本が折れて(割れて) しまったため、たぶん抜歯だろう、とのことです。この歯を抜歯した場合、ブリッジと部分入れ歯の どちらが良いのでしょうか。現在のドクターはフルブリッジを勧めて下さるのですが、そうすると全 ての歯を抜髄しなければならないのでしょうか。
できるだけ長く自分の歯で食事をしたいのです。もちろん、歯磨きなどの努力は最大限していき ます。ご意見よろしくお願いいたします。

ご意見・ご感想:
診察室の会話のような、とても説得力のあるサイトだと思います。これだけ のサイトの運営は大変だと思いますが、担当ドクターには思ったことが言えない患者のために、 これからも続けて下さい。

メールアドレス: miew@excite.co.jp   ホームページURL: http://

回答  34歳にしてはちょっと重傷ですね。破折した犬歯は、破折した方向や状況によっては保存 可能なばあいもありますので極力抜歯しない方向で治療を勧めるべきです。

 もし不幸にも抜歯になった場合の選択は、一般的にはご質問のとおりで、フルブリッジにする ためには抜髄となる可能性がたかいと思います。ただでさえ残存する歯の数が少なく、過剰な 咬合圧を負担するために今後も歯根破折が懸念されます。3-|-2欠損の場合保険での ブリッジは不可能です。フルブリッジにするには相当額の費用が必要です。その点入れ歯は 保険が効きますので経済的な負担は少なくてすみますが、審美性や咬合負担の面でかなりの でメリットがあります。

 金額的に部分入れ歯で納得するか、そでなければ多少お金を払ってでも…とおもうのであれば インプラントを検討されてはいかがでしょうか。

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