正確に判断するには、やはり矯正の専門家に!
萠出スペース

日付、時間:Wed Apr 28 12:49:57 Japan 1999    アクセスポイント:xcs.shimadzusd.co.jp
氏名: しもむら    所在都道府県: 京都   職 業: 会社員   年 齢: 33歳     
   性別: female  

質問:
5歳の女の子の母親です。1歳6ヶ月検診の時に「不正咬合、この子は将来並びが 悪くなる」」といわれました。今は歯並びは悪くないのですが、歯と歯の間に隙間がなく 生えています。
そこで、お伺いしたいのですが、歯並びをよくするために大人の歯になってから、歯を間引くと 良いと聞いたのですが、いい方法なのでしょうか?メリット、デメリットを教えてください。 いい方法なら、いつ頃、どういう歯科医で行えばよろしいでしょうか?
なお、主人と義母、義姉ともに歯並びは良くありません。

連 続 抜 歯
症例によって多少手順が異なります
回答  3歳頃、生え揃った乳歯は、隙間なく綺麗な噛み合わせが普通です。その後、5〜6歳頃に なると、アゴの成長に伴って歯と歯の間に隙間ができてくるのが普通です。その隙間のおかげで、 乳歯より大きな永久歯が正常に生えてこれるのです。今隙間がないからといっても将来、アゴが 成長して歯が比較的正常に並ぶ可能性もあります。その辺を正確に判断するには、やはり 矯正の専門家に診断していただく必要があります。

 生えたばかりの永久歯を抜くことは、本人・家族は勿論、私達歯科医も随分抵抗があります。 しかし、結果から申し上げますと“計測の結果、歯を抜く必要がある”と診断された場合、素直に 抜いた方が良いと思います。抜かないで歯並びを整えるには、アゴを拡大するなど莫大な労力 を必要としますし、最終的な見栄えも今一つって感じです。
 5歳頃からですと、連続抜歯という手段も考えられますので 早急にとまでは言いませんが、比較的早い時期に矯正専門医に相談されることをお勧めいたします。

 歯の数は1本でも多い方が良いようにも思いますが、綺麗に並んだ歯が揃っていれば見た目は 勿論、咀嚼能率も十分あります。大切なことは、将来歯を抜く状態になった時の“スペア”としての 存在意義を考えるより、将来歯を抜くような状態にならないように努力することです。具体的には、 定期健診とスケーリングを欠かさず、虫歯を大きくしないこと!歯槽膿漏を進行させないこと!

審美 矯正 審美 矯正 審美 矯正 審美 矯正 審美 矯正 審美 矯正 審美 矯正