親知らずの抜歯基準に従って抜歯の可否を決定すべき。
萠出スペース

日付、時間:Sun Sep 17 18:42:28 Japan 2000    氏名: T.Y   
所在都道府県:大阪   職 業:学生   年 齢:20歳      性別: female  

質問:
以前矯正をしていて、矯正が終わって数年経ってから、親知らずが上顎の左右両方に はえてきてしまいました。右側は少し外向きに歪んではえています。左は、まだ歯茎の中にあるの でわからないのですが、少し外向きに歪んでいるようです。 矯正の時に犬歯を抜いたりしていたので、親知らずがはえるスペースは十分にあるのですが、一 応抜いたほうが良いのでしょうか?
左側は、気のせいかもわからないんですが、なんとなく押されている感じがします。何だか、せっか く矯正してきれいにした歯がまた歪んでしまわないか、とても不安です。

回答  親知らずの萠出スペースが十分だった祖先と違い、親知らずのスペースは勿論のことそれ 以外の歯もまともに並ぶ余地のなくなった現代人です。犬歯を抜いたとしても、それ程大臼歯 が近心移動したとは思えませんので、親知らずの萠出スペースは一般の人と同じだと思いま す。

 親知らずは萠出方向以外にも、歯質が弱く(できそこない?)ムシ歯にもなり易く、根管治療 なども他の歯のようにできませんので何かと厄介な歯です。矯正自体の後戻りはともかく、親知 らずの存在によって後戻りするかどうかはともかく、また矯正のために抜歯したこととは関係なく、 親知らずの抜歯基準に従って抜歯の可否を決定すべきだと思います。
 単純には、抜歯すべきでしょうね。

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