審美のための補綴は極力避けるべきです。
歯並びががたがた

日付、時間:Tue Sep 19 22:29:20 Japan 2000    氏名:    
所在都道府県:鹿児島   職 業:学生   年 齢:17歳      性別: male  

質問:
私は顎が細いのに比べて歯が大きく顎に収まりきれなくて歯並びががたがたです。
特に気になっているのが右の側切歯が中切歯と犬歯の後ろに隠れてしまっている事です。 中切歯と犬歯の隙間は全くありません
矯正は荷が重いのでさし歯を考えているのですがこのような重い症状でも審美性を良くする事は 可能なのでしょうか?また、さし歯にする場合何科に行けば良いのでしょうか?

回答  さし歯は何処の歯医者に行ってもしてくれますが、審美のための補綴は極力避けるべきです。

“中切歯と犬歯の隙間は全くありません”ということであれば、舌側に転位した側切歯を抜歯 するのが良いのではないでしょうか。3本重なったままではムシ歯や歯槽膿漏の進行が早く、 そのままでは3本共倒れになってしまいます。
 抜いたあと多少隙間が生じたとしても、1mm程度であれば1年も経つと閉鎖されます。


質問:Wed Sep 20 20:26:26 Japan 2000
  Tue Sep 19 22:29:20 Japan 2000側切歯を抜けば良いと言うことですが私は側切歯を形として 残したいのです。そのような場合にはさし歯しかないのでしょうか?

回答:  “歯は抜きたくないし、歯の数は多い方が良い”という気持ちは分かりますが、完全に舌側傾斜 した歯は、今現在ムシ歯や歯槽膿漏でないにしても“病的な歯”と認識する必要があります。また、 さし歯も半分ダメになりかかった“病的な歯”です。

 病的な歯を残して、新たに3本程?の病的な歯を作るような選択は避けるべきだと思います。

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