日付、時間:Sat Sep 23 22:21:30 Japan 2000
氏名: M.I
所在都道府県:神奈川
職 業:会社員
年 齢:26歳
性別: female
質問:
はじめまして。私は、小学校の頃から虫歯が多く、歯が悪かったのですが「歯医者は
痛いし、恐い」と思って全然行っていませんでした。甘い物が大好きで、お菓子ばっかり食べ、歯
が痛くなると、市販の痛み止めを飲んでいました。
20歳を過ぎた頃、左下の第3臼歯がかけ、すぐに右上の第1小臼歯がかけてしまいました。それ
からびっくりして、歯医者に行ったのですが、2件行って2件ともに、「この根の状態では抜くしかな
い」と言われ、抜歯し、ブリッジをしてもらいました。他にも、上の前歯が全部虫歯になってしまった
ので治療をして、保険でかぶせられる歯をかぶせてもらっています。いまさらながら、「どうしてちゃ
んと治療をしてこなかったのだろう」と後悔をしています。 又、「かぶせてもらった前歯の中が虫歯
になったらどうしよう・・・」と、とても不安です。
今後、出来るだけ今の状態を保つにはどのようにしていけばいいのでしょうか?
又、私のこの歯の状態(ブリッジやかぶせものをしている)でデンタルフロス等を使用しても大丈夫
でしょうか?
ご意見・ご感想:
「治療は恐いと」と思ってきましたが、それよりも放置しておいたほうがずっー
と恐いことになるんだと思い知りました。もう、かなりひどいのですがこれから先、できるだけ自分の
歯で食べられるように努力したいと思います。
メールアドレス: dukamiyo@d1.dion.ne.jp
ホームページURL: http://
無痛治療は理想的な言葉ですが、この治療を本当に享受できる
人は余程心がけの良い限られた人だけに与えられる特権みたいなものです。
“腫れ物に触る”という言葉にもあるように、炎症の起こった部分を触ると普段の数倍もの痛みを
感じます。ちょっと触るだけでも痛いのに、治療ともなるととんでもない痛みがあっても当然です。
頼みの麻酔も注射自体が数倍痛い上に、炎症がきつすぎてほとんど効かないこともしばしばで、
折角効いた麻酔もすぐに覚めてしまいます。
おまけに歯牙破壊程度も著しく、折角治療した歯もあとあとトラブル続出となり、歯科治療に対する
不信感も増大し悪循環を繰り返します。
発想を根底から変えないと、この無限地獄のような悪循環から抜け出すことはできません。
ムシ歯にしても歯槽膿漏にしても、現状のケア(歯磨き)だけでは絶対生涯保つことは不可能です。
毎月スケーリングする習慣を身に付けると、口腔内の不快症状が消失してムシ歯や歯槽膿漏の
進行を大幅に抑制します。また、普段感じ取った小さな異常から効果的に問題部分を見つけ出して
本来の意味で早めの治療が可能ですので、同じ治療をしても痛みを感じることはほとんどありませ
ん。
歯を治せる人は歯医者しかいないわけですから、不信感の延長で敵に回すよりは、歯を守って
くれる味方にした方が得策だという認識が必要ではないでしょうか。