日付、時間:Mon Sep 25 15:57:15 Japan 2000
氏名: T Y
所在都道府県:千葉
職 業:主婦
年 齢:41歳
性別: female
質問:
上の一番が少し欠けています。最初の歯科医には歯の磨きすぎといわれ保険で
治療しました。ところがすぐとれてしまって別の歯科医にかかったところ、歯並びが悪く下の歯
で押すので上の前歯が欠けるといわれ、保険外治療で一本八万円で表面をしっかり覆う治療
を勧められました。
見た目のこともあるので横の何でもない歯も覆って、二本で十六万といわれてびっくりしてい
ます。他の治療法はないといわれ保険だとまたすぐとれますと言われました。よろしくご教示下さ
い。
それから 親知らずが痛くないのですが抜きましょうと言われています。痛くなってからでは抜け
ませんと言われました、これも迷っています。
ご意見・ご感想:
歯を大切にしようと思っています。
メールアドレス: mineo@a2.shes.net
ホームページURL: http://
欠けた場所と形態によっては、レジン充填での回復には限界があります。ただ、保険だからダメ
という前に、材料と工夫次第で回復可能な場合もありますので再度チャレンジしてみる価値はあ
るのではないでしょうか。
保険外(メタルボンド)で1本8万円は全国的に見てそれ程高い値段設定ではありませんが、保
険でも(1本1万円程度)回復は可能ですし、大切な歯を削る、しかも2本なるとちょっと考え物で
すね。確かに上顎中切歯は、左右の材質や治療時期の違いによる審美的な違和感は他の歯に
比べて特別なものがあります。できることなら同時期に同じ材質で回復するのが望まし
いことは確かです。しかし、何もない健全歯となるとかなり躊躇します。審美的なことを多少我慢
せてでも健全なまま保存すべきではないでしょうか。
反対に、この次隣の歯を治療する必然性に迫られた時に一緒に治療する方が現実的な対応
だと思います。
親知らずについては、通常存在すること自体がマイナスになる
ケースが多いので、親知らずの抜歯基準に従って必要とあらば早めに抜くよう心がけていただ
きたいと思います。“痛くなってから”なんて悪い心がけを言っていると“歯を大切にしようと思っ
ています”という言葉に矛盾を感じます。
必要のない親知らずは早めに抜いて、それ以外の歯を1本たりとも抜かない努力こそが大切
ではないでしょうか。
返信:
早速のお返事をどうもありがとうございました。親知らずの件については、もやがはれたような気
分になりました。歯を抜くということにアレルギーがありましたのでどうも執拗に抜きましょうと言わ
れると納得がいきませんでした。
乳ガンの時もセカンドオピニオンがとても有効でした。切るとか抜くというのは、一度してしまった
ら元にはもどらないのでどうしても決断が必要です。もともとのかかりつけの歯科で(親知らずの
ことで行くのをやめてしまっていた)抜くことにします。またそこで前歯についても相談します。
本当にお忙しい中ありがとうございました。