ちょっとした異常から早期発見!
歯 の 亀 裂 T

日付、時間:Sun May 9 0:01:19 Japan 1999    氏名: S.Y   
所在都道府県:宮崎   職 業:会社員   年 齢:41歳      性別: female  

質問:
7.8年前に左下奥から2番目を抜歯してブリッジにしていました。そのブリッジの片方の 大臼歯のかぶせがかけたので見てもらいました。ブリッジをはずしてみると大臼歯が虫歯のせいか 前後に亀裂が入っていてもう、ブリッジの台にすることはできないので大臼歯を抜いて部分入れ歯を するように進められました。

  1. 何とか大臼歯を抜かずに治療することはできないのでしょうか。
    すでに抜歯してあるところにはインプラントを埋めたいと考えています。 部分入れ歯をすると残った歯に負担がかかると思うので。(銀がかぶってます。)
  2. 奥歯はほとんど神経を抜いて治療してあると思うのですが、気づいたときには抜くしかない という状況にならないためにはどういうことをしたらいいのでしょうか。
    歯石取りとかはいきますが、その時にレントゲンを撮ればある程度防げるのでしょうか。 お教え願います。
ご意見・ご感想:
歯の事で悩んでいる人が多いのに驚きましたが、自分だけではないのだという 意味ではほっとしました。疑問に思っていることをわかりやすく説明してくれているので有り難いと思 いました。こういう歯医者さんが増えてくれるといいなあと思います。

回答  亀裂の位置や状況によっては“強引に被せる”とか“一度抜いて亀裂に接着剤処理する” “ ヘミセクションする”などの処置もありますが、Bridgeの支台や長期間 の使用には問題が残ります。「ダメで元々」くらいの気持ちが必要です。
インプラントは重要な選択肢の一つだと思いますが、あまり過大評価 しないで説明を十分聞いた上で決断して下さい。

 “脱離”“二次カリエス”“根尖病巣”などによる歯牙喪失は、予想以上に多いと考えられます。 これらを防ぐには早期発見・早期治療が一番有効です。そのためには、普段からの点検が必要 ですが、「何もない」「たいした異常もない」のにわざわざ歯医者に行きませんよね。その点、 確実に進行している歯周疾患進行抑制のために行う定期的なメインテナンス(徐石)を 習慣にしておけば、ちょっとした異常から早期発見が可能になります。

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