根本的な原因は歯周疾患進行に伴う歯肉退縮。
歯茎との境目

日付、時間:Wed Oct 4 1:12:53 Japan 2000    氏名: A.T   
所在都道府県:大阪   職 業:会社員   年 齢:32歳      性別: female  

質問:
2日ほど前からですが、下の歯(5番目の歯)のほとんど根の部分(歯茎との境目 あたり、外側)が、きーんとしみて悩んでます。歯ブラシを当てたり、爪でつついたりすると、もう ドキッとするほどきーんとしみます。なにもしなければ、痛くも何もないのですが、空気を吸い込 んだり、冷たいものを飲んだりすると、とてもしみます。鏡などで見た感じ、虫歯といえるような 黒ずみも傷もなく、こんな場所がしみるのは初めてです。
 私は歯磨きを力いっぱいするので、歯ブラシの消耗がとても早いのですが、それは何か関係 がありますか?やはり、虫歯なのでしょうか。それとも、最近聞く、知覚過敏というものですか?
  私は、歯医者さんが大の苦手なのですが、どんな治療をされるのでしょうか。それも教えて いただけると心構えができるのですが・・・。よろしくお願いします。

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回答   楔状欠損(きつじょうけっそん)による知覚過敏でしょうね。 治療としては、“薬を塗る”程度のことだと思いますし、体調の回復とともに自然消失も考えられ ます。しかし、根本的な原因は歯周疾患進行に伴う歯肉退縮と歯肉の炎症です。

 年齢的にも徹底した歯石除去と継続したメインテナンスを実践しないと、あとあと取り返しの 付かない状況に発展する可能性が高いと思います。現在の楔状欠損と知覚過敏は、あくまでも 初期症状としての危険信号程度のものですが、50歳も過ぎれば次々と歯を失っている現状を 真正面に認識して対応をとっておくべきです。
 歯医者嫌いは十分理解できますが、嫌って敬遠していて結局損をするのはご自身です。敵に まわすよりも、味方にする…というか歯医者を上手に利用して健康を獲得していただきたいと 願います。

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