痛みの取れない状態でいくら様子をみていても何の解決にもなりません。
根の治療

日付、時間:Sun Oct 8 2:45:40 Japan 2000    氏名: Y,Y   
所在都道府県:埼玉   職 業:会社員   年 齢:30歳      性別: female  

質問:
初めまして。現在治療中の左下6、7番の根管治療について相談いたします。
 A医院で左下7番を4ヶ月から6ヶ月ごとに、痛んでは削ってセメントのようなものを詰めてきま した(3,4回位繰り返し)。凍みるようになった時は凍みにくい薬を詰めたので様子を見ると言わ れました。治療のあとは歯痛に伴う頭痛、肩の痛み、首のリンパ腺の腫れ(小さい)はひきました。
 しかし平成12年6月12日痛みがすぐに再発したので今までと同じ治療の後、変わらなけれ ば抜髄をしましょうと言われ結局、6月20日抜髄後、3週間後に薬交換、後7月10日に根充し ました。
 7月25日、違和感と痛みを訴えたら抗生物質を飲んで様子を見ることになりました。8月2日 に抜髄前と同じような痛みと耳の下(裏?)の痛みも出て来たのでレントゲンを撮り蓋を開けて 根管治療をやり直しました。8日に薬交換。後2,3回は根の治療が必要になるだろうと説明が ありましたが、3週間後の8月22日に痛みはあるが(圧迫感のようなものもある)再び根充しま した。
 A医院では左下5番(5年以上前に金属を被せていて当時からも痛みがわりとありました)につ いても痛みを訴えたらレントゲンを見ながら歯根膜炎になっているが自然に治るので心配ないと 言っていました。「大丈夫です」口癖のようですが、丁寧に説明してくれていると感じてはいました。 しかし痛みを訴えても痛みに敏感な患者として見ているようで、どうしても気になるなら根の 治療をしても直らないから抜くしかないと言われてしまいます
 あらゆる痛みがつらいので8月31日にB医院に転医しました。すぐに開けて根管治療をやり直 し、1週間に3回、2回通いました。3回目くらいに左下5番も押したり、舌で触れるだけで痛いの で根管治療を始めました。2,3回はリーマーなど使っていたようですが、激痛が走りました。その 後、薬交換する時もズキッとします。しかし頭痛、リンパ腺の痛みや歯茎の下のほうが痛いのが 治まりません。時間がかかると言われていますが、その間1ヶ月以上抗生物質を飲み続けてい ます。
 今は消毒だけです。良くなっている実感はあまり無いようなので、C医院にいってみました。治療 に行くたびに痛いのは、やりすぎの場合もあるとの事であまり痛くないように消毒し(キーンとゆうか キュルキュルとゆう音がするものでカリカリした後に)軽くつめてゴムで蓋をしました。ちなみにリー マーなどは使っていません。傷の炎症のようなものだと言う事です。C医院の説明では1週間後 に粉末の充填をして1ヶ月位様子を見て平気ならきちんと根充するとの事。更に仮のもので噛め るようにして1ヶ月位様子をみて問題なければ被せるようなことを言っていました。 頭痛は少し減ったように思われるものの、なかなかすぐに治療の効果が表れずてこずってます。 せめてリンパ腺の腫れと痛みがひくなり歯茎のシコリ見たいのが無くなればいいのにとおもいま す。
 現在の私のような場合は、根管治療を最初から(リーマーを使って)やり直してくれるところに転医 したほうがいいのかC医院にお任せして見てもいいのかすごく悩んでいます。大変長い文章になっ てしまい申しえ訳ありません。是非、先生のよきアドバイスをいただきたいと思いますので宜しくお 願いいたします。

ご意見・ご感想:
とても参考になりました。藁をもすがる思いで必死に読んでいます。大変あり がたく感じました。

メールアドレス: otuu@moon,co,jp   ホームページURL: http://

回答  行く先々で適切な根管治療が為されていないようですね。リーマーやファイルを使って完璧な根管 内の清掃が行われたならば、(2〜3日は別にして)効果は即刻現れるはずです。痛みの取れない 状態でいくら様子をみていても何の解決にもなりません。そのような状態で、仮に痛みが遠のいた としても、それは急性炎症が慢性化しただけの話で、数か月後もしくは数年後に再び痛みを発する ことになります。

 適切な根管治療は、1回か2回で見分けがつきますので何としても探しあてて欲しいものです。 今現在の歯に限らず、今後同じ悲劇を繰り返さないためにもあきらめないで転医を繰り返すくらいの 覚悟で望んで下さい。

返信:Tue Oct 10 21:48:35 Japan 2000
 10月8日に左下5、6番について相談した者です。すばやいお返事ありがとうございます。とにか く治す為には、転医するかどうかをどこで決めていいのか、どれ位様子を見ながら治療を続けてい いものか、目安がわからず判断しかねていたのでとても助かりました。
 早速、今日別の歯科医院へ行ってみたところ直るかどうかは五分五分といわれました。治療は とりあえず1本ずつということで左下6番の根管治療を始めてもらいました。その際、歯(の周り)を ゴムのような何かで覆って固定しリーマー(多分)で根の掃除をしていたようです。その先生は掃 除をしながら、根をきれいにしないと、「菌が根から歯根膜に廻るので炎症が治まらない」と言う様 な事をおっしゃっていました。今日の処置により経過が良ければ、次回噛んでも痛くない状態にな るそうです(当日の痛みは発生するかもしれない旨説明ありました)。
 抗生物質を1ヶ月以上服用していたことにも大きく首をひねっていました。仮に完治せず抜歯す るにしても適切な処置と説明の上であって欲しいとおもいます。その為には運良く河田先生の様 な歯科医に出会えるか、この様なホームページを見つける事が出来ないと、成し得ないものなの かと深く考えてしまいました。とりあえず今日行ったところへ通って見ようと思います。

ご意見・ご感想:
回答が早く、私を含め他の治療中の方にとって参考になり非常にありがた いホームページだと思います。

回答:
 かなり見込みがありそうですね。

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