“歯が浮いた状態”つまり歯根膜炎です。
銀の詰め物

日付、時間:Sat Oct 21 22:02:18 Japan 2000    氏名: AT   
所在都道府県:群馬   職 業:その他   年 齢:24歳      性別: female  

質問:
前にも質問させてもらいましたが、今度は違うところが痛くなってしまったので、またお 願いします。
 左下の一番奥の歯なのですが、冷たいものがしみてしまいます。たまにあったかいものもしみ ますが、あったかいものは気のせいかもしれません。鏡でよーくその歯を見ましたが、銀の詰め 物がしてありますが、虫歯になっている様子はありません。歯茎の隙間もひっかかるようなところ はなかったので、虫歯とは思えません。
 噛み合わせると、その歯が最初にぶつかり、ちょっと鈍い痛みがあります。そして、耳のあたり に鈍痛があります。この歯の後ろには、完全に埋まっている親不知があり、難しい場所にあるか ら抜くのは避けています。親不知が押しているせいかとも思いましたが、根まで完成させている から動くはずがないと前にいわれました。
歯根膜炎というのをたまに見ますが、神経のない場合に起こることなのでしょうか?
この歯は神経をとった覚えがありません。1ヶ月半前に歯医者さんに行った時、全部の歯を診て もらったけれど、この歯は何も言われませんでした。ちょくちょくどこかが調子悪くて歯医者に行く ので、「こんどはどこだって?」っていう感じで先生はあきれているみたいなんです。そっとしてお けばよくなるんだったら、このまま様子をみようと思うのですが、どうでしょうか?

回答  銀の詰め物→アマルガム→二次カリエス→歯髄炎→歯根膜炎
“その歯が最初にぶつかり”ということですので、いわゆる“歯が浮いた状態”つまり歯根膜炎です。 歯根膜炎の原因としては、歯軋りのような過剰咬合圧や根管治療の不備からくる場合も考えられ ますが、最も可能性が高いのは上記に示した図式だと思います。

 全体の歯を検診する時に見えるものと、「この歯にこんな症状があります」といわれて診るのと ではおのずとみえてくるものが違います。このまま1か月程推移すると“夜も寝れない程の痛み= 歯髄炎末期”に発展するものと思われます。今治療するとしても抜髄ということになると思いますが、 炎症が激しくなると“手もつけられない(麻酔も効かない)”状況が危惧されますので早めの対応が 必要です。

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