日付、時間:Mon Oct 23 5:10:48 Japan 2000
氏名: M.O
所在都道府県:東京
職 業:学生
年 齢:22歳
性別: male
下顎枝の長さがアンバランス |
15歳 女性 最終的には外科的手法も考えますが、咬合の安定が第一 |
ご意見・ご感想:
もし、顎変形症で、治るものならば、どんなにうれしいかと思います。
メールアドレス: M3712543@aol.com.
ホームページURL: http://
基本的には人間左右対称に形作られているはずなのですが、細かい部分では必ずしも左右対称
とはいかないようです。顎変形症もその範疇にはいるわずかな奇形という認識が正しいのではない
でしょうか。
奇形(失礼!)があまりにもヒドイ場合には外科的な手法で形態を整えることは可能ですが、外科
的な手法にはそれ相応のリスクを伴います。2〜3年程度の痺れなら許せるとしても、場合によって
は生涯痺れっ放しという事態も想定できます。笑うと顔半分が引きつった状態という事態なども十分
想定できます。「仮にその様な事態になったとしても今よりはまっし」というような事態(食事もまとも
にできない等)であれば適応の範囲だと思います。反対に、それ以前の障害であれば外科的手法は
禁忌だと判断されます。
咬合の狂いや過度な歯軋りからも似たような症状を呈する場合もあって、その場合にはマウスピー
スや噛み合わせ治療が功こうを奏する場合もあります(顎関節症)。どうも顎関節症創生期の現在、
その辺が混同されて治療されているように見受けられます。
このホームページの随所に触れている通り、顎関節変形症の改善策は消極的ではありますが、
歯周疾患や虫歯の進行を最小限に抑えて(歯周疾患のメインテナンス実行)生体の順応を待つ
のが最善の策かと思われます。ご希望に沿えるような積極的な治療方法は、現状では確立され
ていないものと認識しております。
回答:
一度大学病院の口腔外科で相談されてみてはいかがでしょうか。
手術が必ずしも悪い結果を招くものでもありません。状況を正しく把握した上で、手術の可否や
リスクを考慮して今後の対応を決定すべきだと思います。
手術に値しない程度の障害であれば10年単位での自然治癒も期待できるという認識です。顎関
節症治療の確立にはそれ以上の年月を要するものと思いますので、そちらの方への期待は無理
ではないでしょうか。
返信:
10年単位というのは、20歳の時に発症して来月23歳なので、あと7年くらいで治るとういことでは
なくで、20年か30年かもしれないということですか。
マウスピースは、自然治癒を早めるものなのでしょうか。
回答:
細かい期日を指定するものではありません。マウスピースは、症状の緩和や診断を目的とする
もので治癒を早める効果は期待できないものと認識しています。