日付、時間:Sun Oct 29 5:17:42 Japan 2000
氏名: n.k.
所在都道府県:東京
職 業:会社員
年 齢:32歳
性別: female
質問:
6−7年ほど前より左下第1大臼歯(6)の歯茎が時々腫れるようになり、その度に
歯科で炎症止めをいただき、その後炎症がある程度おさまった時点で麻酔の上、歯茎の奥の
方まで汚れをとるということを繰り返しています。そのうちあまりにも状態がひどくなってきた為、
この6番の歯の半分を切り、5−6−7とブリッジをかけました(数年前ですが、具体的にいつだ
ったのか忘れてしまいました)。
ただし、その後も同じ箇所が何度か腫れることがあり、現在左下第2大臼歯7がかなりぐらぐ
らしています。噛み合せが強すぎてこの部分に負担がかかっているのではと、歯を少し
削って噛み合せをゆるくする処置もされました。
担当医からはブリッジが支えきれなくなっていて7に大きな負担がかかっているので、さらに前
の方からブリッジをかけ直してはと言われました。確か犬歯のあたりからということで、それだと
口を開けた時に前からブリッジが見えてしまうのと、果たしてそれで架けなおしたところで、また
同じようにもたなくなるのではないかと疑問を持ち、とりあえず現在は腫れたところの消毒、歯石
とりで急場をしのぎ、結論を持ち越しています。
私のようなケースの場合、どうするのが最適でしょうか?
ちなみに左下以外の箇所も主に第1大臼歯付近の歯茎が腫れることが時々あり、レントゲンを
見るとその部分では骨がかなり下の方に下がっています。13-18才まで歯列矯正を行った際、
上下左右の第1小臼歯を抜歯しており、親知らずも上下左右共抜歯しています。矯正をしていた
こともあり、歯みがきには力を入れてきたつもりです。
ひょっとすると見た目重視の矯正で噛み合せが狂い、そのせいで年齢の割に非常に早いペー
スで歯周病が進行しているのではと、最近思うようになりました。現在かかっている先生は治療
方針についてもきちんと説明してくれる方なのですが、セカンド・オピニオンとして他の先生のご
意見もお聞きしたいと思って質問させていただきました。さすがに遠方ですので、もしも必要でし
たら東京にいらっしゃるお医者様にセカンド・オピニオンとして相談を求めてみようかとも思うの
ですが。
“噛み合せが強すぎてこの部分に負担がかかっている”から痛いのではなく、“そこに何らかの
炎症が存在するから普通に噛んだだけで痛む”と考えるべきです。噛み合わせを緩くしたり、咬合
負担を前歯に分担すれば、刺激が少なくなるので症状は緩和するかもしれませんが根本的な解
決策だとは思えません。
時々腫れる歯茎の原因を特定して、完全に原因を取り除く必要があります。年齢的に歯槽膿漏
が直接関与しているとは思えませんので、おそらく6番・7番の根管治療不備が原因でしょう。一度
クラウンをはずして根管治療をやり直すのが解決の近道だと思います。
ご意見・ご感想:
いろいろと勉強になりますので、これからも度々、このページを拝見させていた
だきます。
回答:
認定医個々の治療内容まで把握していませんが、納得できるケースが多いように認識しております。