異常を確認した時が手術時期。
やはり過剰歯

日付、時間:Wed Nov 1 11:57:06 Japan 2000    氏名: K.S.   
所在都道府県:神奈川   職 業:主婦   年 齢:31歳      性別: female  

質問:
ある日5歳の娘の歯をみがいていると上の前歯の奥に歯がはえてきているので、 乳歯が抜ける前に永久歯が出てきたと思い、かかりつけの歯科医に行ってレントゲンを撮っ てもらったところ、その歯は永久歯ではなく過剰歯の疑いがあるとの事で、紹介状をもらい総 合病院へ行って受診しました。
 総合病院ではレントゲンを撮り歯科医にみってもらうと、永久歯が別に映っていたのでやは り過剰歯で、しかももう一方の前歯もまだはえてきていないものの合計2本あるとのこと。女の 子なので歯並びのことを考えると抜歯したほうがいいと薦められました。永久歯がはえるころで いいのかとのんびり構えていたら、レントゲンで見る限り他の永久歯より上の前歯だけ伸びが 妨げられているためなるべく早くということでその日のうちに手術日が約2週間後に決められま した。
 手術方法は歯茎を切って骨を削って埋まった歯を抜くというもので、局部麻酔を使って4日間 位通院して行うものと、入院して全身麻酔をかけて行うものがあると言われ、うちの子は通常の 診察でも怖がって口を開けない状態なので、先生と相談して後者を選びました。でも本当に今や らなければいけない手術なのでしょうか?
 抜歯しないでそのままにしておくとどのような悪い影響が考えられますか?
また全身麻酔の危険性と麻酔が切れたときの注意点は何ですか?
どうぞよろしくお願い致します.

回答  過剰歯が一部萠出した状態のようですので、位置関係や方向に或る程度の目安がたちます。 “歯茎を切って骨を削って埋まった歯を抜く”といっても手術自体は比較的簡単な部類です。全身 麻酔もリスクがないわけではありませんが、何をしても多少のリスクは付き物ですし、安全性も十 分確立されていることですから過剰な心配は無用です。

 手術の時期については、異常を確認した時が手術時期と考えるべきです。先延ばしすれば、 永久歯の萠出を妨げたり異常な萠出方向のために無用な矯正が必要となるなどメリットは 何もないように思います。

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