日付、時間：Tue Nov 14 20:51:23 Japan 2000 　　 氏名： Y.K　　　
所在都道府県：沖縄　　 職　業：歯科関連 　 年　齢：２５歳　　　 　 性別：　female　　

質問：
　歯科に勤めています。　下顎前突症や骨折で、観血的に手術を受けた患者さんで 術後に腫脹が出ますが、そのような手術後の腫脹の判断基準というのはあるのでしょうか？
　現在は、目視で＋・２＋・３＋と判断していますが、基準がないので判断に困っています。よろし くお願いします。

メールアドレス： yasudon@nyc.odn.ne.jp　　 ホームページURL： http://

　結論から申し上げますと、おそらく“腫脹の判断基準”はないと思います。

もう少し時代が進めば、デジタル画像をカルテなどに貼り付ける時代も遠くないと思います。私の 医局時代にも、重要なもの（腫瘍の大きさ）などについてはポラロイド写真などで記録したものです。 結局、手間とコスト、それと必要性による制限が最も大きな問題だと思います。
　つまり、失礼ですが、術後の腫脹の大きさは、以後の回復とか診断・処置方針の決定に大きな 変更を及ぼすものではありません。アバウトに、“ちょっと腫れた”“すごく腫れた”程度の表現で十 分対策の決定が為されるものだと認識しております。

　具体的な対策としては、デジタル画像の整理・整頓の方法を工夫されてはいかがでしょうか。