日付、時間:Thu Nov 16 22:47:23 Japan 2000
氏名: m
所在都道府県:兵庫
職 業:その他
年 齢:26歳
性別: female
質問:
10月30日にアトピー治療としての樹脂の使用について
お聞きしました。早速病院に行き、まずは上の奥歯3本をアマルガムから樹脂に変えてもらいま
した。全部樹脂に変えてもらうつもりでいます。
治療した後で、人から聞いたのですが、樹脂にも色々と種類があるそうですね。彼女はABS(?)
樹脂という樹脂で全部治療していて、この樹脂は熱に強く一番いい樹脂だといいました。歯科治
療に使う樹脂は、歯医者によって違うのですか?
そうだとすればどんな樹脂が一番望ましいのでしょうか(強度、アレルギーの点で)。また、樹脂
はセラミックに変えず、そのままにしていてもいいのでしょうか。いずれはセラミックに必ずかえな
ければならないのでしょうか。
見た目にはそんなに変わらないと思うのですが、金属アレルギーの人は、セラミックにしていま
すよね。金属を詰めるのも樹脂を詰めるのも保険が適用されるのに、ほとんどの人が金属を使用
していますよね。なんとなく樹脂というのは「借りの歯」というイメージがあるのですが、それぞれの
メリット・デメリットを教えていただけますか。
ご意見・ご感想:
いつも質問にすごく丁寧に答えていただいてすごく感謝しています。これから
もさせていただくと思いますが、よろしくお願いします。
メールアドレス: UGP45374@nifty.com
ホームページURL: http://
各家庭で使う洗剤にも、各メーカー様々なものがあるように“絶対これ!”という基準がない現状で
選択基準もまちまちです。それと同様、各医院で使うレジンもメーカーと製品の数だけ様々です。
更に言えることは、歯科医がレジンを選択する基準の中に“環境ホルモン”に対する配慮は多少あ
りそうですが、“アレルギー”は全く?含まれていません。
強度・耐久性・色調・接着性・歯髄への為害作用などが主な選択基準で、それらについてはメー
カーも競って表示しています。アレルギーに関しての比較基準は為されていないように思います。
総じてアマルガムや金属に比べると、格段にアレルギーが少ないという程度の認識だと思います。
“金属を詰めるか樹脂を詰めるか”については、それぞれの特性
(強度と審美性)に応じて、修復部位と大きさによって決定されます。