昔のレジンと違って最近のレジンは親和性に優れ…
前歯のムシ歯

日付、時間:Mon Dec 4 20:27:43 Japan 2000    氏名: うみ   
所在都道府県:秋田   職 業:その他   年 齢:22歳      性別: female  

質問:
両方の1、2の後ろを9年前に虫歯になり後ろだけ金属が入ってました。しかし1は両側 から2は1側から虫歯になっており、歯医者では後ろも削ってあるし、金属も取り、虫歯も削ると、 歯が弱くなるし、漫画のチーズみたいになるので4本サシバにしましょうと言われました。
 神経は進行状況を見ながらやるそうです。抜きはしないのですが、サシバに抵抗があります。こ れしか治療法はないのですか。実家でないためあまり歯医者の情報がなく書かせていただきまし た。

回答  抜髄の必然性はさておいて、漫画のチーズみたいにならないようにレジン 充填していただくのがせいぜいでしょうね。昔のレジンと違って最近のレジンは親和性に優れ、 かなりきわどいムシ歯でも歯髄炎を起こすことなく充填できます。
 レジン充填にしろさし歯(硬質レジン前装冠)にしても、有髄のまま処置して、状況が芳しくなけれ ば抜髄ということは覚悟しなければなりません。

 南米の方々の治療をみると、抜髄やさし歯が高額なためか、とんでもなくきわどいレジン充填を されていました。あそこまできわどいと、歯医者にとって、手間とリスクが大きすぎます。要は、患者 さんの理解(必ずしも満足すべき結果が得られるとは限らない)と歯科医の熱意でしょうね。
 手間・暇かけて儲からない上に、あとで恨み言を言われた分にはたまったものではありません。 そこのところを十分理解された上で、極力チーズにならないような治療をお願いされてみてはいか がでしょうか。

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