土台の破折ということですので再製は可能です。
さし歯が脱離

日付、時間:Tue Dec 5 13:40:30 Japan 2000    氏名: SF   
所在都道府県:新潟   職 業:学生   年 齢:23歳      性別: male  

質問:
はじめまして。初歩的な質問かもしれませんがよろしくお願いします。私は右の(2)を 差し歯にしているのですが、数ヶ月前、食事の最中に何か硬いものをその歯で噛んでしまい、し ばらくして差し歯が取れてしまいました。
 その後、歯医者さんに行ったところ、「土台が壊れていて、取れたらつけるという繰り返 しには限界がある。次に取れたときはブリッジにしましょう。」と、言われました。
 ブリッジというのは聞いたところ、周りの健康な歯を削って土台を作るということだそうですが、健 康な歯を削られるのは正直抵抗があります。土台が壊れた(2)は、抜歯するしかないのでしょうか ?
また土台が壊れた差し歯はどうしようもないのでしょうか?
ブリッジについての簡単な説明をしてもらえれば嬉しいです。お願いします。

ご意見・ご感想:
専門的な言葉が多いので、私は勉強不足なのかもしれないと思いました。

メールアドレス: s093430@zj8.so-net.ne.jp   ホームページURL:

回答  上顎の前歯部は、応力の方向から何かと破折し易い条件が整っています。 表面に焼き付けたレジンやセラミックの破折から歯根破折まで様々な危険を背負っています。

 根っこが破折した場合は救い様がなく、抜歯になるケースがほとんどですが、幸いにも土台の 破折ということですので再製は可能です。ただし、歯根にしっかり差し込んだ金属のホスト部分 を歯根破折のリスクと莫大な?時間を費やして削りとらなくてはなりません。
 歯の健康や保存を最優先に考えれば当然の対応だと思いますが、歯科医にとっては全く不採 算です。それでも手間をかけるか、抜歯するかは診療に対する姿勢の違いです。再製が不可能な 理由を納得できるよう説明してもらうか、他の医院をあたってみるのが現実的な対応です。
 一言言い訳を言わせていただきますと、数百円する新しいバーを数本使って、30分以上の時間 を費やし、更に歯根破折のリスクを背負って除去する治療費を¥500円に設定した保険療養規則 に大きな疑問を感じます。

 ブリッジは、健全な両臨在歯を使います。可能な限り歯髄の保存に努めるとは思いますが、平行性 を保つために抜髄するケースが多く、同じ悲劇を繰り返すことになりますので、できることであれば 極力避けるべきだと思います。

返信:
アドバイスありがとうございました。今度差し歯が取れたときに歯医者さんに相談してみます。 23歳という年で差し歯が何本もあると不安になるので、少しでも健康な歯を残したいです。
ホームページはこれからもチェックして、少しでも知識をつけたくなりました。 本当にありがとうございました。

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