まずノーマルな疾患から考える。
貯留のう胞?

日付、時間:Fri Jun 4 21:30:24 Japan 1999    氏名: K・S   
所在都道府県:新潟   職 業:学生   年 齢:23歳      性別: male  

上顎洞 質問:
僕は歯学部の学生ですが、実習で顔面のCTを撮ってみたら右の上顎洞を3分の1ぐらい を占める均一な不透過像が見つかりました。
先生にはRetention cyst(貯留のう胞、粘液のう胞と同義と教科書に書いてあった)と言われ、 特に問題はなく良く見つかることがあると言っていたのですが、教科書には治療は原則として 摘出と書いてありました。悪性のものではないと思いますが、このまま放置しておいて大丈夫 でしょうか?

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回答  過去に“蓄膿”とか“副鼻腔炎”などの既往はありませんか?
まずノーマルな疾患から考えるべきだと思います。一番考えられるのは過去、或いは現在の 副鼻腔炎です。Retention cystは軟組織の疾患ですのでちょっと考え難いように感じています。
 “均一”ということですから悪性のものは考え難いのですが、通常のレントゲン撮影や日にちを 経過した再度のCT撮影をされた方が宜しいかと存じます。左右に違いが生じる場合は、何らかの 異常が考えられますので、慎重に原因を特定する姿勢が必要ではないでしょうか。

返信:
ありがとうございました。あのCTを見て以来、顔の右側が何となく重く 感じています・・・もう一度学校で調べてもらおうと思います。 また何か気になることがあったらぜひ相談にのってください。

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