稀な出来事を心配しなくっても…
ガンの心配

日付、時間:Wed Jan 10 14:38:16 Japan 2001    氏名: M.K   
所在都道府県:福島   職 業:その他   年 齢:38歳      性別: female  

質問:
右下第2大臼歯抜歯後、ブリッジにしています。一年前、第3大臼歯の歯根が痛んで きたため、別の病院で治療後ブリッジを作りなおしました。しかし今度はかみ合わせが合わず、頬 の内側を噛んで困ったため、再び作りなおしました。
 今度は噛み合わせはまあまあなのですが、ダミーの歯が歯肉にぎゅっとついているため、歯間 ブラシの一番細いものどころか、糸ようじも入りません。以前のブリッジはダミーの下に隙間があり、 細い歯間ブラシや糸ようじで掃除するよう指導も受けたのですが、今回はきつくて無理です。このま までいいのでしょうか。良くない場合、どのようにしてもらったらよいのか、教えてください(ブリッジは 保険で治療していまして、今、噛み合わせを見るため、仮付けの状態です)。
 雑誌でダミーが歯肉を圧迫し続けたため歯肉にガンが出来たと言う写真を見たこともあり、心配 です。よろしくアドバイスお願い致します。

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回答  補綴物は全くの手作りですので、作るたびに多少の違いが生じます。誰だって常に理想的なもの を作ろうと努力していますが、それを極限まで要求するのは無理適当なところで納得しないといけ ません。

 ブリッジのダミー部分は、歯肉に接した形態ですと必ず大なり小なりの炎症があって“潰瘍状態” です。その中には学会発表や雑誌掲載に値するほど稀に癌が発生することもあるでしょうね。 ブリッジに限らず、通常のクラウンや入れ歯でも可能性はあります。歯槽膿漏だって可能性は 同じです。医学の分野でもバイパスや整形外科手術の部位では異物による炎症発生が考えられ ますので同様に発生することが考えられます。ピアスだってとんでもない存在です。
 まぁ、あんまりそんな稀な出来事を心配しなくっても…。それよりも、仮着状態ということですので 歯肉の圧迫感を申し出て多少削ったり形態修正してもう少し快適に過ごせるよう相談されてみては いかがでしょうか。

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