必然が生じた場合にブリッジを検討されてはいかがでしょうか。
抜歯後20年放置

日付、時間:Tue Jan 16 21:59:45 Japan 2001    氏名: T.M   
所在都道府県:京都   職 業:その他   年 齢:52歳      性別: female  

質問:
20年近く前に左下の第二小臼歯を抜歯しました。そのままほって おいたので横の臼歯が当然傾いてきています。前にかかっていたお医者さんでは一旦ブリッジ をしましょうということになったのですが、横の歯を削るのはもったいないし、長年これで来たの だからやめましょう、ということになりました。しかし現在治療を受けているお医者さんは、ほって おいてはよくない、と言われます。
歯のないままにしておくデメリットとブリッジをするデメリットとどちらが大きいのでしょうか。
私が一番案じているのは、歯周病のある歯を支えにしてブリッジを掛けた結果、かえって両横の 歯を悪くしてしまわないか、ということです。虫歯でもない歯を削った上にそういう危険を冒してま でやっぱり歯のない空間を補綴したほうがいいのでしょうか。
去年歯周病で悩んで4人のお医者さんに診察を受けましたがブリッジに関してはまったくの五分 五分でした。今の先生の説明を聞いて「やっぱり必要かなー」とは思っているのですが、まだ迷っ ています。こんな初歩的な質問で恐縮ですが先生のお考えを教えていただければありがたいで す。

ご意見・ご感想:
去年歯周病のことで色々なHPを見ましたが、先生のページがもっとも充実 していました。大変だと思いますが、私たち医療を受ける側にとっては本当に貴重なHPです。

メールアドレス: Mari.Tsuji@ma6.seikyou.ne.jp   ホームページURL: http://

回答   両臨在歯が健全歯の場合、本当に悩みます。悩むことが分かって いるので、少々のことは目をつぶってでも抜歯を先延ばす努力が最も必要です。

 抜歯が20年前で小臼歯ということうを考えれば、「今更」と思いますね。ブリッジにしなかったから こそ現存するわけですから、今後ムシ歯や歯周疾患進行により必然が生じた場合にブリッジ を検討されてはいかがでしょうか。勿論進行抑制を最大限試みることが前提です。

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