質問：以前、こちらのページで色々と質問を聞いて頂き、姫路 もお伺いし診察頂きました者です。作って頂いた左上ブリッジで、物を良く噛めるようになりまし た。その節はありがとうございました。
年末に右上の取り外し部分義歯の金属部分がゆるんで落ちてきて噛めないので調整に行き ましたら、以前河田先生に指摘を受けたとおり、左下のブリッジがつぶれかけていて、６番の根 を少しでも持たる為には、５番インプラントが適している症例だと、これまた河田先生と全く同じ 診断をうけました。でも、一年前に自費のセラミックと金（３０万）で入れたばかりのブリッジなの でつらくて、なかなか決心がつきません。６番の保存の為に早く決心すべきでしょうか？
河田先生のページの私の症例（パノラマ）は http://www.hips.or.jp/~kkdental/qa/q787.htmです。
また右下の親知らずを抜くよう勧められました。完全に埋もれていて、痛みも何にもなく、歯茎 にも問題はなくまっすぐに生えていても、抜かなければならないものでしょうか？
以前、河田先生が下顎智歯に関しては、“完全に埋まっていると生涯痛みを感じることはないで あろうし、埋まってなければそのうち歯肉炎症が起こって痛むようなる、抜歯はそれからでも良い であろう、それより下顎智歯は下顎神経（下歯槽神経）との近接で知覚麻痺を起こす危険性があ る、全く痛みがあってどうしても抜かなければ仕方のない状況で“知覚麻痺”が起こっても納得で きるが、何も起こらないかもしれない”状況で“知覚麻痺” が起こったら？というコメントをされて いましたが、全くそのとおりでその方がずっと心配で今全く問題ないものをさわるのに、とても抵 抗があります。 が、順番としては親知らず抜歯→インプラントだと言われています。どうしたらい いものでしょうか？宜しくお願い致します。
右下の親知らずに関しては、前回同様“完全に埋まっていますので、全く痛みがなければ抜歯
は不要”という見解です。左下に関しては、“６番を守るため”という考えは捨てて使えるところまで
使って、それからインプラントを検討されても良いように思います。