日付、時間:Tue Jan 30 20:41:21 Japan 2001
氏名: ruru
所在都道府県:東京
職 業:会社員
年 齢:33歳
性別: female
質問:
歯茎が赤黒く、歯磨きすると出血があり、口臭もきついので歯医者でみてもらったところ、
下の歯茎が歯槽膿漏で歯槽骨がとけはじめているといわれショックを受けました。歯槽骨がとけは
じめているのは段階的には中期にあたるのでしょうか?家でのケアをかなり努力しないと現状
維持はできないといわれ、何かいいものはないかと調べたところ、「タイガージェットブラシ」とい
うものを見つけました。下記がURLです。
http://www2s.biglobe.ne.jp/~tigerjet/index.htm
(質問1)このハブラシは中期以降でも有効でしょうか?もし効果がありそうなら購入して
自宅でも努力しようと思っています(普通のハブラシで磨いているだけでは現状維持が難しい気が
するので)。
(質問2)タイガージェットブラシのホームページの中に以下のような文章がありました。
「歯医者さんが行うスケーリングは、ナイフで歯を磨くようなもので、歯垢が完全に落ちないので、
治療後直ちにさいせ残存する菌が繁殖を始め、たちまち元のモクアミとなってしまいます。それど
ころか歯面を傷付け易く、スケーリングによって歯のセメント室が傷付くと、歯と歯茎とを再び密着
させるための歯根膜が再生できなくなります。」
スケーリングをまめに行うことが歯槽膿漏を進行させない方法だというのが一般論ですが、上記
をみてちょっとこわくなりました。スケーリングの下手な歯医者さんに1ヶ月に1回の頻度で行ってい
たら歯のセメント質がボロボロに傷つきそうです。かといってスケーリングをしないと歯槽膿漏は進
んでしまうし...。スケーリングのうまい下手なんて患者には判断のしようがないですよね。何を手
がかりに歯医者を選べばいいのでしょうか。
タイガージェットブラシで20年間進行をくいとめることができるかどうか、おそらく実例がないので
その効果を知ることはできません。私の20年間の経験で、スケーリングを継続することにより20年間
維持できた症例は多く経験しています。またスケーリングによってセメント質がボロボロに傷つくかどう
かわかりませんが、それによって障害が起こった事例は経験しておりません。
家でのケアはかなり重要ですが、それだけで維持できる症例はかなり限られていると思います。
それよりも不可欠なのがプロフェッショナル・トゥースクリーニング。これなくして生涯歯を維持する
ことはほとんど不可能だと認識しています。
“スケーリングのうまい下手”といっても普通衛生士が行いますので何処に行っても似たようなもの
だと思います。それよりもスケーリングを毎回丁寧に行ってくれる医院を探しましょう。