日付、時間:Thu Feb 1 16:42:38 Japan 2001
氏名: 甘皮
所在都道府県:神奈川
職 業:会社員
年 齢:27歳
性別: male
質問:
月曜にお電話にてご相談させていただいた者です。ありがとうございました。
早速ですが、歯についての悩みがあります。宜しくお願いします。
現在の状況(数年、放置状態)
左右上7番:虫歯による損傷が著しい
左右下6番:根っこが残っている状態
左右上6番:下が無いため、2mm程度下がっているで、現在は噛合わせを踏まえた、奥歯の
治療の最中です。
今回のご相談なのですが、下あご5〜5間の動揺についてです。特に、左下3番・2番・右下2
番の動揺が感じられ、煙草を吸う、コーヒーを飲む程度で動き、裏側から舌があたると戻るよう
な感覚があります。何かに引っかかっていたものが元に戻る感覚です。また、一般にぐらぐらす
るという斜めの動きではなく真横に動いているような気がします。その他の歯も、食後に多少の
動揺を感じ、少しすると感じられなくなる状態です。
尚、この現象が感じるようになったのは、1ヶ月程前に歯科にてスケーリングをして頂いてから
です。最初は左下3番に現象があり、徐々に他の歯でも感じるようになってきました。また、食後
や、横になっているとき、睡眠前には該当歯周辺に痺れや陣痛があります。この現象を歯科医に
相談した結果、奥歯が無い状態で噛み合わせに負担があるのが原因で、奥歯を治せばじきに落
ち着くとのことでした。また、動揺も生理的な範囲内で問題はなく、清潔に保てば一生でも生かせ
ると言っていました。歯周骨の高さもレントゲンで見る限りほぼ健康であるとのことです。
私的には、真横に動くのはとても危険な状態ではないかと思い、歯周病学会認定医の方3人に
見ていただきましたが、歯周病学的には問題がなく、「早く奥歯を治してもらいなさい」で終わって
しまいます。どの先生も噛合わせができれば、硬い物も噛めるようになるとおっしゃってました(定
期的なスケーリングは薦められましたが・・)。(現在は、怖くて軟らかいものを食しています)。
痛みもあるので、何か原因があるはずと思い、訴えるのですが、歯茎の状態も良くなってきてい
るといわれ具体的な処置はありません。認定医の先生もスケーリングのみで大丈夫で、経験上、
縁下歯石の存在は考えられないとのことです。歯周病が若干見られるがP1未満程度で、一般の
歯科でも治療できると言われてしまいました。また、前後の動きに対しては、筋肉の動きに敏感に
なっているのではないかと言われました。私の考えすぎかも知れませんが、頻繁に動揺が感じら
れるのでのんびり、奥歯の治療ばかりしていると、取り返しがつかなくなるのではと心配です。
また、自己診断ですが、私は他の人より、前後の歯周骨及び歯肉が薄い気がします(特に前が)。
河田先生のご経験で、このような訴えのある患者の方をご診察されたことがありますでしょうか?
また、該当歯について、どのような処置をするのが最善と思われますか?
また、先生でしたら、どのような検査を行いますか?
3人の認定医に見ていただいても、明確な処置方法を示して頂けないので心配でしかたありませ
ん。宜しくお願いします。
ご意見・ご感想:
全てのQ&Aを読ませて頂いて、勉強させて頂いています。ありがとうござい
ます。
メールアドレス: y_amakawa@lycos.ne.jp
ホームページURL: http://
歯周疾患末期とか、事故による脱臼などでは上記の現象をみることはありますが、健全歯で
スケーリング後となると経験ありません。
錯覚や幻想とも受け取れますが、まずそのことを打ち消すためにも簡単な暫間固定をされてみ
てはいかがでしょうか。歯肉や歯になるべく負担のかからないように、矯正装置を歯牙に接着する
際用いる接着剤で臨在歯と固定して動かなくして様子をみるのが最善でしょう。
レントゲンや歯周組織検査は当然として、検査方法としては特別なモノはありません。