日付、時間：Thu Feb 1 20:51:52 Japan 2001 　　 氏名： 飯島　　　
所在都道府県：東京　　 職　業：医療関連 　 年　齢：３２歳　　　 　 性別：　female　　

質問：
前歯の隙間を治したく、雑誌に出ていたデンタルカウンセラーを受け、セラミックの 治療を進められました。それは良かったんですが、少し出っ歯の事もあり、出っ歯を治すには、 前歯４本の神経を抜いての治療を進められたのですが、神経を抜くと今後どんな影響があるの でしょうか？
もし、歯に悪いのなら隙間の治療だけにして、神経を抜かない方でやろうと思ってるんですが。 宜しくお願いします。

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　どちらの方法を選ばれたとしても「美しさの代償は大きい」と思います。
稀には、「満足できる結果（何事もなく10年経過）もある」程度の認識です。

　ラミネートは５年が一つの目安。メタルボンドにしても10年が目安。その間に歯髄炎を起こして 抜髄の可能性もあります。抜髄したらしたで、根管治療の不備で根尖病巣ができたり、歯根破折 のリスクを背負っていかなくてはなりません。

　全てが該当するとは思えませんし、良好な結果で満足されている方も多数いらっしゃると思いま すので絶対反対とは申しませんが、上記のリスクと審美性の要求を秤にかけて決断して下さい。

ご意見・ご感想：
本当に色々と悩んでいたんですが、敏速な回答が頂け（治療日が迫ってい るのもあり）、改めて、良く考えなければ・・・と思い直しました。せっぱつまってたので、すぐに回 答を頂けてよかったです。

回答：
　「トラブルが少なく、生涯機能する歯」に重点をおけば、何も手を加えないで歯石除去を始めとし た歯周疾患コントロールを行うことです。如何なる補綴処置もトラブルの震源になってしまいます。 「矯正的手法で自然な形で回復できるところまで」を目安に相談されてみてはいかがでしょうか。